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FDAに提出された文書がコロナワクチンの製造過程で酸化グラフェンが使われたことを明記!!!?

デマが出回っているので短く速報しますね。

The Exposeは割と良い情報も今まで出してきてた気がするんですが、際どい記事が多かったですねー。ここがデマの出所で、FDAにファイザー製薬が提出した書類にコロナワクチンの製造過程で酸化グラフェンが使われた証拠を発見!!!!という内容です。


https://phmpt.org/wp-content/uploads/2023/02/125742_S1_M4_4.2.1-vr-vtr-10741.pdf

こちらに疑惑の文書があります。

But what is most interesting about the study is that it confirms on page 7 that reduced Graphene Oxide is required to manufacture the Pfizer Covid-19 vaccine because it is needed as a base for the lipid nanoparticles.

Pfizer states on page 7 of the study in section 3.4 the following –

しかし、この研究で最も興味深いのは、7ページで、酸化グラフェンが脂質ナノ粒子のベースとして必要であるため、ファイザー社のコビッド19ワクチンの製造に還元酸化グラフェンが必要であることを確認していることです。

ファイザーは、この研究の7ページ目の3.4節で次のように述べています ー

The Exposeより

という期待させる紹介文で出てくるのがこの7ページ目です

確かに酸化グラフェンでOverlaidされたという文書が書いてあります。P社がFDAに提出した文書ですよ!!!!

来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!


とか喜ぶのはまだ早いですぞ。

これ3.4というセクションはワクチンの製造過程を示したものなのでしょうか?

そのそもこの文書のタイトルを見てみましょう。

Structural and Biophysical Characterization of SARS-CoV-2 Spike Glycoprotein (P2 S) as a Vaccine Antigen

とある。つまり抗原となるスパイク蛋白の構造と生物学的特性を分析した文書だ。製造過程について書いたものじゃなさそう。ワクチンに使われるスパイク蛋白はちょっと変更が加えられてP2 Sとよばれるが、それがちゃんとヒトのACE2受容体に結合する能力があるかが知りたい、それを確認したり、スパイク蛋白の構造を検証する文書ということになります。

ファイザーのコロナワクチンで使われたスパイク蛋白は
2つのアミノ酸がプロリンに置換された人工的なもので
この文書ではP2 Sと呼んでいる

ではこの3.4とはなにを書いたものか?

内容的にはクライオ電子顕微鏡法を用いて凍結サンプルを観察するというもの。いわゆる実験方法を述べたMethod sectionです。

TwinStrepというのはペプチドを使った標識でP2 SにくっつけてあってそれがTwinStrep-tagged P2 Sのこと。

それがgold Quantifoli R 1.2/1.3 300 mesh gridsに注がれたのですね。そのGold mesh gridというのは大体こんな感じでしょう。

図2. フォルムバー/カーボングリッド
https://www.cosmobio.co.jp/product/detail/obl-140702-1.asp?entry_id=12907

コート面という左のは色が違いますね。これはカーボンでコーティングしてあってサンプルがくっつきやすくしてあります。サンプルが電子を当てて観察始めたとたん吹っ飛んでどっか行ってしまうと困りますからね。

同様にこの実験でも酸化グラフェンでコートした金メッシュにP2 Sをくっつけて実験しています。グラフェンもカーボンですね。

そうやってクライオ電顕で
蛋白の構造を調べたみたい
アミノ酸を2つ変えたけど
構造は変わってないね!
良かったね!

さて、これが酸化グラフェンがFDAに提出された書類で出てくる部分です。

これをもってファイザー製薬のコロナワクチンの製造過程で酸化グラフェンが使われていて、コロナワクチンの製品にも混入している証拠である!!と言えますか?

判断はお任せしますね。