大院 はとばという準ヒロインについて
もう暦は春ですね~🌸💦
とはいっても 寒くなったり暑くなったり、まだまだ気候は安定しませんが…
そして久し振りのnote投稿。
今回は『まりす盟友』においての準・ヒロイン──と化しつつある
大院 はとば ちゃんについてだらだら語っていきましょうかね😙
大院(オオヅクリ)家の第5子で三女。24歳。
引きこもり。
両親や兄・姉たちの前では基本的に良い子ぶっているけど、
所詮は化けの皮。現役大学生の弟・あかねには高慢に振る舞います。
そんな箱入り娘(?)の穏やかな日々が急変したのは、夏の白昼。
窓辺越し、鳩の死骸を拾う少女を目撃したはとばは 彼女の奇異な違法行為を咎めにかかったのです。
7年振りに外の世界へと飛び出し、
お節介なまでに少女を叱ったはとばでしたが
「不吉な未来が待っている」と意味深な捨て台詞を残され、憤怒…
(『まりす盟友 7』より)
ああ、何とも不憫なはとばちゃん😅
しかし彼女の運命の歯車はこの時から徐々に動き始めます。
数日後、またしても窓の外から鳩少女の悪行を目の当たりにしたはとば。
理不尽な形で言い負かされた身としては、黙っていられるわけがありません。
はとばは少女を走って追いかけますが、どういうわけか少女は容易く姿を眩ましてしまいます。
鳩少女に敗れた上、
全速力で炎天下を駆けたのが祟って 気絶寸前のはとば。
ところが──
突如現れた謎のお姉さん・ゆくえさんに介抱され、
烏龍茶を奢って貰ったことがきっかけで 彼女は「借り」を作ってしまいます。
「よく公園にいるから、困った事があったら私に会いにおいでよ」
笑ってそう言ってくれた彼女でしたが、実はこの「ゆくえさん」には
「歩く都市伝説」の二つ名が付きまとっています。
「誰彼構わず缶ドリンクを奢る」という妙な優しさから、
町内では神出鬼没な有名人として半ば怪しまれているゆくえさん。
そんな彼女に助けられたはとばは、
この時点で両親から守られっぱなしの気ままな箱入り生活に終止符を打ち「歩く都市伝説」との接点を持ってしまったのでした…
(『まりす盟友 8』より)
どうでしょう?
はとばちゃんに振りかかった受難災難救いの手をダダっと駆け足で要約しましたが、詰まるところわたくしが訴えたいのは…
「高慢で不憫なツンデレっ娘の価値」
です❗
このはとばちゃん、序盤で
「立場が上の人間には取り繕っている」旨の紹介を書きましたが
引きこもりであるという事実から、彼女は社会に充分に溶け込めていません。
社会に認められていないのなら、
せめて家族、とりわけ両親には認めて貰わなくては…!!
そんな思い──強迫観念が、偽善者になってでも「取り繕う」化けの皮を生成している。
わざわざ外へ繰り出して鳩少女を叱った正義感も、その延長上。
弊害として傲慢な態度が表れるのは、必然ではないかと。
理想の自分と本当の自分との間で思い悩み、
葛藤するギリギリのツンデレっ娘が
心を許し、ちょっと意地悪な顔を見せてくれた時の破壊力…
わたくしはこういう瞬間を書くのが…
大好きなのです‼
力説して大声、太字になってしまいました😏
この記事自体 半分眠りながら執筆しているので😱
一貫性に欠けているのは承知しておりますが💦
読んで下さった方にこの愛が伝わったら励みになります🌼
…はとばちゃんも喜んでくれる事でしょう。
下手くそなポーカーフェイスで染まる頬を誤魔化しながら😁
2021.04.19
ギランバ・ビガ(Gillanba-Biga)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?