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初めましてのご挨拶。 わたくしと同人作品群『まりす盟友』について。

こんにちは。そしてこのnoteというコンテンツでは初めまして、
そしてそして…


🎍新年明けましておめでとうございます🎍


激動の年となった2020年が幕を閉じ 2021年がスタート致しましたことに
より、気持ちも新たにnoteを開設してみました。

リンクしているTwitterでも日頃のイラストやらくがき、また~りとした
日常話は投稿していましたが、ここでは長文を活かした記事も不定期に
書いていきたい所存です📝


ギランバ・ビガとはいったい何者なのか?

という仰々しい見出しの自己紹介から。

わたくしは小説を中心としたオリジナル作品群


『まりす盟友(まりすめいと)』

の シナリオ・キャラクター設定・本文執筆・挿絵・コピー製本──
全ての作業を手掛けている同人作家のはしくれです🙇

例年は年2回のペースで関東COMITIAに出没しておりました。
今後も隙をぬって作品を作り 情勢を見て諸同人イベントに出たいなぁ、と
考えております🙋


『まりす盟友』って?

まずはあらすじを。

地上のどこかにある、どこにでもありそうな町・城輪町(しろのわちょう)。
そこに突如として現れた生きるマカロニ型生物兵器。
彼等の拠点は地上と人間を憎む『虚空都市マリシア』。

それなりに充実したキャンパスライフを送る青年・跡原 理(アトバラ コトワリ)と
彼の親友・阿倉 なぎさ(アクラ ナギサ)にはマリシアの魔の手が忍び寄っていた。
2人を救った美しき大精霊・流美 こじか(ルミ コジカ)は姉の子供を守るべく
虚空に反逆した、と言うが──。

一方、大学1年生の少女・六郷 カヤコ(ロクゴウ カヤコ)は曾祖母の遺品から
マリシアの風景と思しき写真を数点見つけたことをきっかけに オフ会『なかぞら茶会』を主催する。
自信過小気味のカヤコは『なかぞら茶会』で出会ったニウエこと弍上 千恵莉(ニガミ チエリ)、
社会人を名乗る女性・マヌーとの交流を深めていくことによって、戸惑いながらも
幼少のトラウマを乗り越えてゆく。

何故、虚空は地上を枯らそうとしているのか。
理の秘められた過去とは。傷を抱えたカヤコに出来ることは。


これは、様々な形の「ままならなさ」を持った我々が
如何に「悪意」と共存し 人間らしく活きていくかを問う、現代社会の民間伝承。

うむむ、少々長くなってしまいましたが。
形態としては 「盟友」と呼ばれる登場キャラクター一人一人の視点から
物語が作られる群像劇です。



誰が、どのような想いで城輪町を視ているのか。
誰が、どのようなカタチで他の誰か・何かと
繋がっている・繋がっていた・繋がっていくのか。


それらが物語にもたらす作用が『まりす盟友』の見所の一つであると
わたくしは主張します。


さて。あらすじの末文にて「民間伝承」と表しましたが、
そもそも「伝承」の定義は「民衆によって口承されてきた説話」
というものです。

「伝える」ことにより後世でも「活きる」古(いにしえ)。
これは現代、ビル群が栄える社会においてもなくなっては
いないのではないか。


「しろのわ町」は「登場キャラクター=盟友」にとって
古を遺す親なのかもしれません。



ではなぜ城輪町は古を遺す必要があるのでしょうか。

ネタバレを防ぐ為 まだ多くは口に出来ませんが、
盟友の多くは過ち、後悔、躊躇い、苦悩、葛藤、大小問わない罪──
何かしらの失敗を抱えています。

そんな彼ら彼女らに 二度と同じ失敗を繰り返さぬよう古を伝え、活かし、
叱咤する親となる存在。
それが、一見垢抜けない聖域・城輪町という謎いっぱいの町なのでしょう。




わたくし自身も、数多くの失敗をして今日まで生きてきました。
たくさんの大人に、仲間に、迷惑をかけました。
時として独りよがりな判断と行動の所為で 煙たがられたことも
度々ありました。

だから、今度は私が「しろのわ町」となって過去の自分に喝入れしに行く。
それくらいの意志で『まりす盟友』の執筆に挑んでおります。





新年だというのになんだか説教臭い締めになってしまいそうですので、
最後に一言。



ギランバ・ビガは以上の心構えのもと
『たのしいまち しろのわ町をつくる会』の代表も 兼任しております😁




その点も踏まえた上で、本年もよろしくお願い致します🐄





2021.01.01
ギランバ・ビガ(Gillanba-Biga)

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