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「モノ」があると一人歩きしてくれる。

最近つくづく思うことがある。

それは「モノ」の凄さ。

なにかって言うと、
人はほとんど自分では「モノ」を持っていない。
自分が開発した商品なんてなかなか持っていない。
だから、「彼は」というより、「彼の会社は○○を作っている」という話になる。
「ヒト」で勝負している作家さんとかアーティスト、起業家で成功したヒトはその「ヒト」のチカラを持っている。

その「チカラ」はつまり、「伝播力」になる。

俺は「包帯パンツ」という商品を作った。
2002年から開発を始めて、2007年に発売した。
それから16年。
未だに「包帯パンツを作ったヒト」って言うことでヒトからヒトへ伝播する

先日は「包帯」で新しいモノを作った。
いくつか作って、周りに渡した。
すると、それがまた一人歩きを始めた。

ある大学の助教授の目に止まり、それが大絶賛された。
「20年探し求めていたものです」と。

ホリエモンや、ヒカルや、ガーシーや、ヒトのチカラで勝負しているヒトは
それだけでいいけど、あそこまで飛び抜けられる奴はほぼいない。
一般人の中でヒトからヒトへ伝播する、口コミで広がるためには、
情報もええけど、モノが一番広がりやすい。

「情報」というのは「ヒト」が介在すると、加工される。
どんどん個人的な意見が加わって加工されてから伝わる。
でも、モノはそのものズバリ。
だからどんなに良いと言われていても受け取った側の価値に合わなかったら
良いモノとは言えない。

だからモノは正直なんです。

だから、中途半端なモノを作っていたら、結局作り手の価値も下がるんです
だから、俺は徹底的に品質にこだわるんです。

まぁ、これはやりながら染み付いた考え方やけど、
最近、これで良かったなぁと思います。

これを何十年も続けていると、
それを観ているヒトが、また凄いヒトを紹介してくれるようになる。

昨日、あるヒトから、また紹介したいヒトがいるって。

それはスニーカーといえば、○○。

Nikeでさえ真似た日本のスニーカー、いや世界のスニーカーの元祖。
そこの社長を紹介してくれることに。

業界違えど、モノ創りに対する考え方は共通する部分があるでしょう。って

モノ創りを真摯にやってきて良かったって思った瞬間やった。





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