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1泊2日の弾丸ツアー、政府の補助金を活用して静岡を堪能できました! (その2)

絶景かな、「三保の松原から富士山を見る」ということ


「富士山」は言わずもがな、日本の最高峰であり、その立地から「山梨県のもの?静岡県のもの?」など賛否両論あれど、古くは歌川広重、葛飾北斎なども描いてきた、名峰中の名峰である。

今回、宿泊先の静岡駅より電車で数駅の清水よりバスでのアクセスが簡易である、ということで「三保の松原」より富士山を愛でようではないか、ということに相成った。清水駅より20分ほどバスに揺られ、三保の松原へ。途中の道はウッドデッキのような木でできた歩道があり、さながら神社の参道のようだ。そして両脇にはおしゃれなカフェなどが連なっている。

三保の松原へと続く参道、両脇にはカフェなどが
御神木(ごしんぼく)である羽衣の松、三代目であり、推定年齢300才!


三保の松原では樹齢300年の松(この松が3代目!とのこと)などに遭遇しつつ、富士山の見えるポイントまで歩いて進む。しかし、富士の輪郭と両脇の稜線ははみえども肝心の山頂付近は、雲がかかっていて山の全体像が見えない。「うーん、残念!」。


雲に覆われて富士山はほとんど見ることができない

すると、みるからに「地元」の方らしきご夫人が「どちらから?(来られた?)」と聞いてこられ「東京です」と答えると「まあー、昨日はよく見えたのだけど。今日も午前中はみえたのよね」「そうですかー?!」「あら、でも雲の動きが以外に早いわよ、少し待ってみたら?」「あ、確かにそうですね」このご婦人のおっしゃる通り、山頂にうっすらとかかっている雲は徐々に風で流れて外れていき、すこしずつではあるが、富士山の山頂が見え始めたではないか!?


雲の動きと共に山頂が顔を表しはじめた
さらに雲の動きとともに稜線もくっきりと見え始めた

また、5分、10分と少しづつ時間が経過し、徐々に富士山の山頂の輪郭そして山の全体像の約5分の1ほどを占める山頂の雪までが見えてくる。そしてついには富士山全体を目にすることができた。


まだ雲はかかってはいるものの全体像をみることができる

この三保の松原からみる富士山の景色は海を隔てた場所からの富士山の稜線をみることができ、富士山プラス海、そして松の並木が相まみえる景色はまさに絶景なのであった。「ありがとう、富士山!」





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