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一日目 HOUSE-ST1で入力してみよう ~夏休みにHOUSE-ST1で木造構造計算をマスターしよう~

 初日は、HOUSE-ST1の主な入力をマスターします。今回の講座は、難しい構造力学のことは説明せず、操作に全振りしています。そのかわり3日間でマスターできるようにカリキュラムを凝縮しています。構造計算書の見方や修正の仕方など実務に重要なエッセンスを多数いれていますので、ぜひ最後まで学習して、構造計算書出力までできるように頑張ってみてください。
1日目① 基本事項の入力(8月5日公開)
1日目② CAD下図を使って通り芯・柱・見付面積を入力(8月5日公開)
1日目③ 壁・土台・梁入力(8月5日公開)

まずは、テンプレートと図面をダウンロードして、HOUSE-ST1で開いてみてください。テンプレートファイル2023夏.wod このファイルはHOUSE-ST1 Ver8の物件ファイルです。普通に開けます。樹種など必要な項目がプリセットされています。実務に入ったら自分専用のものを作って省力化しましょう。JWWの見つけファイルは、CAD下図として使います。

 CAD下図用の図面をアップし忘れたのでアップします。これは直接CAD下図できるようにレイヤ調整済です。

では、基本事項の入力から始めましょう。まずは次の動画をご覧ください。

 いかがだったでしょうか?非常に省力化しているので、入力が簡単に思えませんか?実際は慣れるまで大変です。どの構造計算ソフトも、簡単に入力できるといいますが、そんなことはありません。癖もありますし、変なルールもたくさんあります。HOUSE-ST1はその中では簡単なほうに入りますが、それでも難しい事には代わりがありません。ルールを覚えてきちんと入力できるようにしましょう。

 まず、起動して先ほどダウンロードしたテンプレートを読み込み、適当な名前で、物件を保存します。ここでは【夏休み課題.wod】と名付けました。

まず、基本データを入力します。ここは、非常に重要ながら、パターン化した部分もあります。また計算のデフォルトは各人毎に違うと思いますが、いったん決めたらあまり変えないのも普通です。分からないパラメーターは後日、ヘルプやグレー本(木造軸組構法住宅の許容応力度設計2017)を見て疑問を解消しておきましょう。

 ここから先は、次のスライドを見ながら入力してください。印刷することもできます。また休憩という箇所が各日必ず2回あります。ここで話が変わるタイミングとなっていますので、ここで休憩すると良いと思います。わからないところがあったら動画に戻って見て学習しましょう。

高さ関係が分からない人は・・・下記スプレッドシートを参照ください。

梁まで入力できましたか?出来た場合は終了です。念のため、1日目終了時のHOUSE-ST1の入力例を置いておきます。あくまで入力例です。どのように入力しているか?確認して一日目を終了しましょう。

余裕のある方は、「構造計算ソフトに入力する前に調べておくこと」を見て、学習しておきましょう。

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