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木造住宅周囲に物をたくさん置いている方へ

実は相談が少ないですが、耐震診断等で指摘を多くさせていただいているのが、木造住宅周囲に物をたくさん置いてある案件です。

物を置いたって自分の敷地なんだから文句は言わせない!!という方もいますが、実は建物の寿命には大いに関係するのです。

まず建物周囲に物がたくさんあると通風が悪くなります。特に地面付近は湿気を帯びやすく、物があると日影が出来、乾燥しにくくなります。そうなるとシロアリだけでなく、微生物が繁殖しやすい環境になります。カビも生えやすくなります。建物外だけで収まるわけもなく、やがて室内にその影響がでてきます。部屋がかび臭い原因が、外の物に起因することはよくあることです。

このことは、ネズミが入りやすくなるなど、影響は多大です。特にネズミが入りにくくするために床下換気口付近にものを置く人がいますが、湿気がこもりやすくなって逆によくありません。

長年暮らしていくと、どんどん物が増えてきます。それをどこに置くか?は重要な問題ですが、今は断捨離の時代。できるだけ物を減らす方向でいきましょう。特に外壁周辺はきれいにしておきましょう。そして物を置かないように・・・・

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