海外VTuber『にじさんじEN』にハマってV沼に転がり落ちた日記
YouTubeでは、音楽を聞いたり、食か酒の動画を観るくらい。
ある日、オススメ動画に知らないVTuberの切り抜き動画がなぜか出てきた。
私は「体幹しっかりめ口元の優しい爽やかかわいい男キャラ」に弱いオタク。
サムネで確認できるキャラデザがドドドドストライクでハワァッ！てなった。
「絶対に再生したらダメだ」とも思った（深淵）
だから、まずは名前でGoogle検索をした。
周りの人がよく言ってる「にじさんじ」というのがVのプロダクションみたいなものだとようやく理解し、サムネで見たキャラクターがにじさんじの一人『オリバー・エバンス』だと知った。
いや、絶対見ん。
そう思いながらYouTubeでも検索した。
かわいいが。
オリバーは英語が達者で、海外のVTuberともよく絡んでいるらしい。
（紹介する動画よりにもよってこれなんだ…）（オリバーとエリーラの絡みが好きなので……）
海外勢には日本語を話せる人も多くいて、有志による日本語訳字幕もついているから、英語がわからなくても大丈夫だった。
日本語と英語が入り混じるコミカルなやりとりがクセになる。
オリバーの動画に出てくる『エリーラ・ペンドラ』もすごくかわいい。
彼と彼女によって、「にじさんじJP」「にじさんじEN」を理解した。
オリバーとENのコラボ動画をひとつ再生したら、無限に関連動画が生えてくる。
あとは芋づる式。
（※ここから先、Vを「クソガキ」と形容している部分がしばしばあります。ナマイキに不躾なことして本人も周りも楽しそうに許されててかわいいとんでもねぇ奴だなみたいなニュアンスですが、乱暴な言葉でVを表現されたくない人はここで閉じてください※）
界隈を知る者なら、私が「行き着く先」もお察しのことと思う。
そう、
【 Luxiem 】
（ラクシエム）
にじさんじENで2021年12月にデビューした五人組の男性VTuberグループだ。
わかってくれる人なら、動画を見ればすぐにわかる。
やばい（やばい）
🕵🦊ミスタ（Mysta Rias）
Luxiemで一番純粋-ピュア-な狂気。
あなたのLuxiemはどこから？ 私はミスタから！
様々なVが「彼は生粋のエンターテイナー」と言う。もう、そうとしか表現できないんだと思う。
狂気というのはイカレではなく常識をたやすく飛び越えていくという意味。
彼はとてもマトモで心優しい人だが、生まれ持った特性がぶっちぎってる。にじさんじに入ってくれてありがとう。
料理動画は心臓に悪すぎてその場にいてくれるVOXに涙ながらに感謝する。
ときどき見せる臆病さとクソガキぶりが魔性。
🖋アイク（Ike Eveland）
Luxiemの清涼剤。
周りが自由すぎるのでツッコミが冴えがち。
ふるまいに品があるし一番マトモに思えるけど時々おかしい。
わりとゲラ。言葉を失って笑ってる時の彼はすごくかわいい。
下ネタに笑ったりたしなめたり（周りは叱られようが止めないので混沌としているのは変わらないが）コラボ中のトークバランスを絶妙に保ってくれる。そういうさりげないところが大好きになっちゃう。
蓋を開けたらコテコテのボカロオタクでびっくりする。
👹🧧ヴォックス（Vox Akuma）
冗談抜きのガチ恋量産男。なにかとエロい。
彼の沼は己の心臓の限界を知る道。
切り抜きならともかく生配信は覚悟が問われる。飛び交うスパチャの量や額もえぐい。
そういうとこばかり見てしまうが、ゲームうまいとかトークうまいとか、人気があるだけの理由が本当にある。
彼ほど「動画を見たらわかる」「けど威力がありすぎる動画からは見てほしくない」「どの角度から紹介したらいいかわからない」Vいない。
🦁💰ルカ（Luca Kaneshiro）
マフィアのボスという設定の赤ちゃん。
どうしてそのキャラ設定になったのか謎すぎるほどに純粋。その純粋さが混沌から生まれたような周囲のメンバーを混乱させてるの笑う。
バラエティ系のゲームで大騒ぎしている姿が癒し。二頭身の3Dモデル？があり、その姿ではしゃぐ姿はひとしおかわいくて狂う。守らなきゃ…私たちのベイビー…。
そしてリングフィットとかやってるときはマッチョでセクシーな成人男性だから狂う。
👟☯️シュウ（Shu Yamino）
爽やかにイカレてるけど一周回ってマトモ。芸人枠になろうとしていたのかもしれないけれど、周りが息をするようにやばすぎて気がつけばグループの理性をつかさどっている。
彼のふざけには理性があるのである。それがいかに凄いことなのか周りを見るとわかる。
日本語がうますぎて海外Vであることを忘れがち。日本語ユーザーのLuxiemへのとっつきやすさは彼のおかげなとこ大きいと思う。
私の周りは彼の沼に堕ちていることが多い。
無事、垂直に沼った。
すごいのよ。
芸人ともアイドルとも少し違う、不思議な楽しい存在……。
ひとりひとりの個性がぜんぜん違うのに、みんな仲良く遊んでいる。その自由な世界の居心地の良さといったら。
さらに、
私がにじさんじENの世界にずぶずぶになりはじめた直後、2022年2月に【 Noctyx 】(ノクティクス)がデビュー。
こちらも顔が良すぎる五人組。
生まれたてのVをリアルタイムで見守る特別さにメロメロになってしまう。
🎭🕒アルバーン（Alban Knox）
かわいい弟。なんかすごい勢いで日本語を覚えていてびっくりする。
人懐っこくて目に見えて努力家でみんなから愛されてて、いつも楽しそうで……嫌いになれるわけない……（私の最推しなので感想が偏っている）
ゲラなのが本当にかわいい。ゲームやトークを心から楽しんでいるかんじが癒しすぎる。
🎧ユーゴ（Yugo Asuma）
マトモだと信じてたのに芸人枠だった。コラボでアクセル入った瞬間の最大風速がおかしい。
自分の配信では音楽のリミックス？をしていたり、テクニカルなパフォーマー。なのに機械音痴なのギャップがすごい。
ふいに赤ちゃんになる。
他のメンバーのカップリングものがものすごい熱い鉄になっていく中でカップリングNGを貫いているの、私的にブレーキとしてとても感謝している。ほのぼのファンアートいっぱい描かれてほしい。
🔗🤲サニー（Sonny Brisko）
名前の通り優しい太陽だけどふいに振り落としてくる。声量的にも猟奇性的にも。二重人格か？
甘えん坊の幼児みたいなときのかわいさたるや。こんな大人が存在するのか。
浮奇とは違う魔性がある。ふにゃロリのファムファタル。
謙虚さがある意味でVらしくなくて初々しい。
銃を扱うゲームのときその謙虚さが行方不明になるのまじで意味わからんすぎて笑う。
⚡️🐏ファルガー（Fulgur Ovid）
クソガキなのに周りがベイビーすぎて保護者になってる。
嘘が付けないのか素直なのか急に自己開示してくるのでびっくりする。色んな意味で振り回してくる男。
クールな悪役キャラで居ようとしていた？ようだが、見れば見るほど「ただの良い人やんけ…」てなる。いや本人も結構なクソガキなのに周りが（以下略）
気がつくと応援したくなるV。
🔮🌌浮奇（Uki Violeta）
落ち着いてて言葉数も控えめ。マイペースな常識人タイプかと思ったらぶっ飛んでた。
時速40kmくらいの乗用車で念入りに何度も轢いてくるかんじ。
カービィやってる姿はとてもかわいい。
パッションタイプのVと絡んでるとき、「「「「静」」」」すぎてむしろ笑う。
ふぅちゃん（ファルガー）が絡んだときがすごい。何が起きてるんだ。こうなるともう置いていかれる。壁とか観葉植物の視点から見るV。
コラボを追うとにじさんじJPや個人勢のVも追い始めてしまう。
V界、つまみ食いしだすと本当に時間が足りなくなってしまう。
ホロライブとかも…なんかめちゃくちゃあるな。
にじさんじENだけでも、上記のほかたくさんのステキなVがいる。それぞれとってもかわいい。
見る量は日本語訳がある切り抜きに出てくるVにどうしても偏ってしまうが、フィナーナ、ぽむ、ロゼミ、セレン、ペトラ、エナー、ニナ、霊夢、ミリー……みんなかわいい。名前ももうかわいいよね。どうやって名付けてるんだろう。
他の言語圏のVもすてきな方がいっぱい。
とにかくみんな最高。
──実は、私がVTuberを認知したのは2017年ごろの『輝夜月』や『バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん』あたりだ。
けれどあれらは私にとって「VTuber動画」ではなく「コンテンツを作ろうとしている人のおもしろブログの動画版」みたいなものだった。
コンテンツとして完成されたV、大手商業VTuberを見たのは2022年の今が本当に初めて。
私が持っていたイメージと、実際のVTuberの印象はぜんぜん違った。
「キャラクターになりきるでもない」というのが衝撃だった。
はじめは抵抗も感じたが、慣れれば「それがおもしろい」というのも理解できた。
キャラクターという糖衣に包まれた刺激的で奔放な人たち。
彼（彼女）らの笑いに包まれた世界に、自分も参加しているようなワクワク感。
V同士のかわいくてかっこよくて、ほほえましくて、時に思わせぶりな関係性
切り抜きやライブ配信をちらりと覗き込むだけで、おいしく手軽に食べられる新鮮な楽しさ。
こんなの……やばい！
ずーーーーーっと動画探して見ちゃうね！？
なんていうか、ネット世界がそういうところなこともあり、配信者たちの世界も「人と違ってもいい」という空気が当たり前にあって、現実世界で感じるような息苦しさを忘れさせてくれる、何が起きてもみんなが楽しそうに笑っているのが心地良い。実際の配信側の気持ちはわからないけど…。どろどろした部分を見せないでいてくれてありがとう。
沼る感覚、ひさびさ。
みんなこんな楽しいものを観ていたのか…知らなかった……。