自宅でアクリルキーホルダー作ってみた
うちよそオタク、アクキーめっちゃつくるじゃん。
※うちよそ＝「うちのこ」「よそのこ」の略。
自分のオリキャラと他者のオリキャラを交流させること。
私も作りたい気持ちはある…しかし…。
自分絵のグッズ作りにそれほどモチベが上がらない。
低モチベのまま制作費を調べるとケチくさい気持ちになる。
（コミッションで使うお金の10分の1くらいなのに…）
キャラクターに添ってカットラインがあるアクキー、自分ではきっと作らないんだよな（立ち絵を描くのが苦手だから）
特殊なカットラインのシャレたアクキーも、たぶん作らないんだよな（発想力が及ばないので）
だから、私の絵で作るなら、
スクエア型のキーホルダーとか、
そういうのでいいんだよなーと日和ってしまう。
複雑なカットラインじゃないものを
業者にわざわざ頼んでまで作るほどでは……。
だって……
アクリル板にシール貼ればできる…って…思っちゃうし……。
ふぅん……？
なら作ってみたらええんちゃうか？
やるか。
■うちよそキーホルダーを作ろう
【 材 料 】
● 穴ありアクリル板(150円/個)
● ボールチェーン(130円/10本入り)
上記2点は楽天のハンドメイドショップで買った。
探せばかわいいのあるもんだな。
送料300円だった。
● レジン液(1,455円)
これはアマゾンでポチった。
アクリル板にシール貼るだけだと耐久性が低そうなのと、レジンコートすれば見栄えが良くなるかなという想い。
※硬化させるためのUVライトはダイソーになかったから太陽に祈ることにした。
● ステッカー用紙(559円/3枚入り)
ヨドバシ.comで半額だった。
ステッカー用紙にしたのはコーティングシートがついてくるから。
普通のシール用紙はレジンに浸ると透けてしまうため、裏貼り用のコート紙を別で用意する必要がある。
これなら裏貼りなくてもいけんか？という希望。
● インクジェットプリンターとか、パソコン、お絵かきソフトは元々あるからタダ。
レジン液を買った時点で業者に発注したほうが安いという事態になった。
この記事は「素直に業者でアクキー作ったほうが安くてクオリティも高い」というオチの記事だったのか…。
【 制 作 風 景 】
(1) 絵を描く
うちよそかわいいね（色数少なくて笑う）
よそのこの親御さん（旭谷ヒカルさん）には記事作成の許可もらってます。
自分の絵が嫌いなわけではないのだが、グッズ化するほどかぁ…？みたいな気持ちがどうしてもある。
「うちよそグッズと一緒にティータイムの写真を撮りたいだろ！！！！！！！！」と気持ちを奮い立たせながら描いた。
(2) シール用紙に印刷する
家庭用プリンターもなかなか綺麗に印刷してくれるのでありがたい。
（印刷サイズと仕上がりがよくわからないから絵の大きさ変えていっぱい配置した）
(3) 紙にコートシールを貼る
用紙に同封されているコーティングシールを貼って耐水性・耐UV性UP！
毛撒き散らし妖怪であるネコに見守られながらやると言う時点で結構な難易度である。
(4) アクリル板に合わせて切って貼る
そういえばカットラインとか切り方なんも考えてなかった。
私の腕はレーザーカッターじゃないのに。
どうするんだこれ。
とりあえず丸く切ってみた。
うーーーーーん………？
めちゃくちゃヘンではない…が……。
透明な板の上に被せて貼ったら、良さがなんにもなくなってしまう……。
しかたない……。
途中で気絶でもしたんか100分もかけてハサミで切った。（不器用）
みんな！！！！！！！業者でアクキー作れぇ！！！！！！！！！！！
あと、シール貼り付けてて気づいたけど、アクリル板ほんとに傷がつきやすい…。
擦れて曇りガラスみたいになっちゃってるとことか拭いてもどうにもならん。
(5)レジンコーティング
貼っただけだとやっぱり手触り悪いし、なによりシールの角部分がもげそう。
レジン買っといて正解。
レジンに触るの初めて。
素手で触るとレジンアレルギーになるからダメって有識者たちが言ってたの覚えてる。
ビニール手袋はいつも掃除で使ってるやつ。
カッターマットにクッキングペーパー敷いて、レジン広げるのには割り箸を使った。
レジン液はケチるなってYouTubeショートで見た。
中央にたっぷり出して、割り箸で縁まで広げた。
ボールチェーンを通す穴のところ塞いだり、縁からこぼれたりしないか不安だったけどわりとどうにかなった。
気泡はどうやっても細かいの消えなくて諦めた。涼しげに見えるよ、大丈夫（？）
ぬりぬりするの楽しかった！
この作業が一番好きかも。
(7) レジンに太陽光をぶち当てて硬化
カッターマットごと外に持ち出して日の当たるところに置いた。
30〜90秒でいいって書いてあったけど、洗濯物干してたから5分くらい放置してた。
35度の気温だったから、回収したときカッターマットがローストしたみたいな温度になってて震えた。
怖くてレジンは室温で数分ほど冷ましてから触った。
ちゃんと硬化している。すごいことだな。
100均のレジンを買わなかったのは、普通に売り切れていたのと、太陽光だとうまく固まらないってレビューを見たから。
ライト買うよりそれなりのレジンを買った方が結果的に安く済むし、黄変しにくいので長持ちするように作れそうだと思った。
正解だったと思う。
(6) できた
え……っ！！
思ってたよりずっとかわいいぞ！
レジンのぷっくり感って、かわいさ30億乗みたいなとこあるな？
手間をかけて作っただけあって愛着もひとしお。
穴に通すもの、ナスカンにしようか迷ったけど、ボールチェーン特有のかわいさってあるよね。
食玩とかガチャガチャみたいな…女児のきもちになる。
■ 感想
アリだぞこれ。
私は気に入った。楽しい！うれしい！
グラデーションのアクリル板がかわいいのと、レジンのぷっくり感、ボールチェーンの幼女心感がたまらん。
自分用に思い立ったらこれからも作りたい。
細かい作業が嫌いじゃないなら、いい暇つぶしにもなる。
せっかくのレジンだし、デコれるようになるとなお楽しいかも。
「アクキーが欲しい」でどんなアクキーが欲しいかにもよるけど、材料揃えればあとは低価格でほどほどに遊べる点もコスパ的によろしいのでは……？
おすすめできる遊びを見つけたよ。
これ読んで興味持った人はぜひやってみてね。