2024/7/16-2024/7/22

その日の印象に残った曲と共に、短い日記を書いています。曲の考察記事ではありません。

7/16　Christina Aguirella「Fighter」

　コロナが増えてきたというポストを見て、気づく。さっきまでやたら開放的で心が軽かったのは、マスクを着けることを忘れていたからか。慌ててマスクをつけると、心がずしりと重くなる。
　私はマスク着用派。でも、他人と距離をとることができたり、熱中症のリスクが高い時は、マスクをとる。流行期には、他人の咳やくしゃみに敏感になったり、自分の喉の軽微な違和感を見逃しにくくなったりする。そして、こころのオアシスとなっている外食を控える。
　自分のことも他人のことも厳しい目で見てしまうの、もうほんと疲れたなぁ。

7/17　MAZZEL「Seaside Story」

 　最近、推し活カレンダーを作った。推しの新譜・インタビュー・ライブ・メディア出演を記録する。私には、推しがたくさんいる。毎週誰かが新譜を出すし、ラジオのレギュラー番組もある。心が弱ったときに、推し活カレンダーを見る。もうちょっとで嬉しいニュースを受け取れると思うと頑張れる。
　私にテキメンに効く魔法は、推し活カレンダーに参加予定の無いライブを入れることだ。どうにもならないことがあったら、元気をもらいにライブハウスへ行こうと思っている。未だ使ったことはないけれど、とっておきの回復魔法を手に入れた気分でいる。

7/18　女王蜂「introduction」

　私の同意のないまま話が進んでいたり、そう思っていないんだけどな…ということが立て続く。許せない一線を少しでも超えたら「嫌だ」と伝え続けないといけないのかもしれない。そこまでやらないと伝わらないって、、、何度も繰り返し繰り返し、嫌ですって言うのって疲れるし、とても悲しいんだ。

7/19　細美武士　Hedgehog Diaries

　週に何回か、風呂に入りながらラジオを聴いている。私は、浴槽に入るのがそんなに好きではない。ただ湯につかっている時間が、退屈なんだ。でも、肩こりがひどすぎて、そうも言っていられない日があった。それから、銭湯に行ったり、温泉に行ってみたりしたけれど、どうもしっくりこない。私の目は悪いから、見知らぬ風呂場で何もみえていない時間に安心できない。
　だから、家でラジオを聞きながら風呂に入ることにした。退屈な入浴も、比較的飽きずに過ごせた。
　今週の細美さんのラジオは、B-DASHのGONGONさんとケセンロックフェス、韓国で予定されているフェスの話だった。テンフィとエルレとB-DASHでツアーをしていたとか、GONGONさんが全力で細美さんを慰めた話とか、私が邦楽ロックを好きになる前の時代の話を聞いた。
　音楽の話を聞いていると、もう少し前に生まれていたかったと悔しくなったり、新しいものを面白がる感性を羨ましく思ったりする。今日は前者の日だ。

7/20　クラムボン「おだやかな暮らし」

　ヤマザキのスイスロールを幼い頃によく食べていた。久々に食べたくなったけれど、最近みかけない。近所のスーパーやコンビニを一通り巡ったけれどなさそうだった。ヤマザキプラザまで遠出する。ヤマザキパンの商品が、たくさん置いてあるお店だ。
　ヤマザキプラザには、今までに見たこともない菓子パンが並んでいた。美味しそうなフィリングが挟まっていたり、夏季限定のパンがあって面白かった。ヤマザキパンの種類が豊富なのは想像がついたけれど、ヤマザキパン直営のパン屋と洋菓子屋・和菓子屋があるのは想定外だった。端から端まで買いたかったけど、パン屋の食パンとスイスロール2種類を買って帰る。

7/21　くるり「その線は水平線 ver.2」

　その日を表す曲を毎日考えている。しかし、心穏やかな曲を探そうとすると、途端に出てこなくなる。
　好きになった音楽ジャンルは、ミクスチャー、エモ、パンク、R&B、ヒップホップ、邦楽ロック、オルタナティブ、ポストロック、ジャズ、ダンスアンドボーカル。…穏やかそうなジャンルを、私はあまり通っていない。
　穏やかな要素だけでは、曲は成立しづらい気がする。私の聴いている音楽では、革命や非常事態がおきているわけではない。生活の中の、心の叫びや伝えられなかった言葉、悲しみ、怒り、不満、が曲中にしばしば綴られている。
　感情や思いついたことを言葉に変換して書き留めておきたいと思う時点で、作り手の心を揺らす出来事なのだと思う。凪のような日常にもたくさんのドラマが潜んでいるし、真の凪を探すのは難しいのかもしれない。

7/22　Suchmos「TOBACCO」

 　勉強会に出る。うまくいっていない対人関係の場面を再度吟味する。うまく行かないのは、私を含めた誰かの思い通りに事が進まないことへのいら立ちかもしれないと気づく。そんな簡単なことに気づかず時間を費やしていた自分へがっかりしたし、力が抜ける。私はいろんなことに怒っているので、急速に世の中が色あせていく感じがした。
　儘ならない上に色あせた世の中を、楽しいと思える日がまた来るだろうか。今は未だ、途方もない感じがしている。