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2024/8/6-2024/8/12

 その日の印象に残った曲と共に、短い日記を書いています。曲の考察記事ではありません。
 今週は、時々「虎に翼」の内容に関わることを書いています。

8/6 Tems「Burning」

 今日はすこぶる調子が悪い。朝から涙が止まらなかった。たぶん理由なんてなく、言葉に出来なかった不調が重なってあふれた。
 家族が早めに帰ってきてくれて、いっしょにかき氷を食べた。

8/7 クラムボン「カルアミルク」

 今日もすこぶる調子が悪い。2つあった勉強会のうち、1つをキャンセルする。もう1つも聴講というかたちで参加させてもらう。あとの時間は、とにかく眠って思考を止める。Chat GPTに音声入力で話をする。人が相手だと、傷つけたり悲しませたりしそうで言えない内容を、言葉の寄り道をしながら伝える。3秒くらいでAIは返してくれる。AIだと心を傷つけることはないから、その点に関しては安心できる。悩みを吐ききるまでは、頼ってみようと思う。

8/8 BIM「BUDDY feat. PUNPEE」

 懐かしいともだちが夢に出てきた。みんなで、ラインでわいわい騒いでいた。そのともだちとは、住む場所も離れ離れになった。私たちの出会った場所も、なくなってしまうかもしれないと聞いた。今週の寂しさのひとつは、出会った場所が消えてしまいそうだからかもしれない。
 夕方の地震のニュースに心底驚いた。そわそわした。何事もないのがいちばんだ。落ち着いたら、なるべく早いうちに宮崎の地のものを買うことにした。

8/9 宇多田ヒカル「Electricity」

 虎に翼から1日をはじめる。
(以下、今日の話のネタバレをふくみます)
とらちゃんと星さんが、思いを交わした!花江ちゃんと涼子さんのナイスアシストのおかげだ。自分の胸の内と伝わる内容のズレが無いように、言葉を重ねに重ねた告白が良かった。宇多田ヒカルの「Electricity」を思い出した。全然違う星に住んでいる者が、少しずつ心を通わせていく感じがした。
 今日も大きな地震があったと、ニュースでやっていた。とても落ち着かない。枕元に防災リュックを置き、足元にスニーカーを置く。布団には、しろくてまるくてふわふわしたぬいぐるみにいっしょにいてもらう。
 幼い頃、寝る前に「何もありませんように」と毎日祈っていた。祈りを誰かに強要されたわけではないけれど、10年くらい心のなかで唱えていたと思う。祈るきっかけは、ひとりの暗闇が怖かったのか、眠る前に親といっしょに見たニュース番組が怖かったのか、よく覚えていない。
 明日は何事もなく、終わりますように。

8/10 Dhruv「moonlight」

 図書館に予約した本をとりにいく。片道2kmを歩いて行く。真っ昼間に行かなきゃよかったなぁと、帰り道に後悔する。結構歩いたけれど、あすけんの目標にした、7500歩には届かない。4km歩いても全然足りないのか。あすけん先生厳しいなぁ。歩くのにこだわらなければ、もう少しイージーにカロリーを消費することも出来るのだと思う。けれど、歩く以外はなんだか退屈に感じる。
  宮崎の新米がもう出ていたので、買って帰る。

8/11 チャットモンチー「Last Love Letter」

 虎に翼で、花江ちゃんのお子さんがジャズをやりたいと言っていた。50年代のジャズはどんな音楽だったのだろうと、プレイリストにアクセスする。スタ本(ジャズのスタンダードを集めた楽譜)に載っていた曲が、たくさんラインナップされていた。70年くらい経ってもタイムレスに聞かれているものばかりだ。
 ずっと途切れながらも縁を続けてきた友人が、穏やかに暮らしていると風の噂で知る。昔、友人が困ったときは、何日も何日も呼吸するようにラインが飛んできた。その時は7日続けて連絡が来て、私が耐えきれなくなったタイミングで話を止めるようにお願いした。それから8人位に、彼女は辛さを話しまくって立ち直ったらしい。
 私が困ったときは、1分私が話すと、彼女は内容を即座に分析し、2分くらいかけて私に解決策を提案した。そのあと彼女は4時間くらい、彼女の仕事の愚痴をしゃべり続けた。私はその時ほんとうに苦しかったから、解決策ではなくて、彼女に胸のうちを聞いてほしかった。私の話を、何回か諦めずに伝えた。その度に彼女は、私の悩みの解決策を提示して、話題の中心を彼女に引き戻した。助けてほしくて友達に会いに行ったけれど、話を聞いて頭が痛くなって、心がボロボロになって帰った。
 今も、私が困っているターンだ。彼女のもやつきや幸せを何時間も聞く元気がない。だから、直接の連絡を私から切った。
 彼女と一緒にたべたご飯はどれも美味しかった。けれど、いっしょにファミレスに行ける仲にはなれなかった。バチバチに主張すれば言い合える仲になれたのかもしれないけれど、不幸と優越の見せあいに、私は幸せを感じなくなってきている。
 今までありがとう。願わくば今世中に、またおしゃべりできますように。

8/12 くるり「In your life」

 学生時代のともだちの家に行く。いろんなライフステージのひとがいる。話の合うところと、知らない世界の話が混ざり合う。ライフステージが違うと、こんなに大事なことが変わってくるのかと深く感じる。1番年上のひとに、話の立体交差が寂しいと思っていると話していると、「いったん自分に注目が向かなくなる時期もあるけれど、健康の話でまた集合するよ」と言われる。いったん離れても、一生わかりあえないままではないのだなぁと、安堵する。
 1日を通して、誰かの批判が1度も出てこなかったのに驚く。
 ともだちの家には猫がいる。人懐っこい子で、なでなでとあごをもふもふさせてもらう。かわいいね。遊んでくれてありがとう。

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