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フェロモン欲しい人必見!科学的に異性を惹きつける方法

「一目見ただけで目が離せなかった。」という、いわゆる一目惚れ
この一目惚れはどうして起こるのでしょうか。
他の人は大したことなくて、なぜか自分だけが惹かれる…これはまさか運命では?と思いが先走る人もいるでしょう。
一目惚れした、つまり生物学的に言えば「フェロモン」に惹きつけられたのでは?と思い、Twitterでリクエストを受けたので「フェロモン」について様々な研究結果をもとに調べてみました。

そもそもフェロモンは人間にもあるのか

フェロモンという言葉はもともとホルモンという言葉から作り出された生物学的用語です。

ホルモンは「体の中で作り出された化学物質が血液中に放出され,離れた細胞に働きかける信号のこと」で、フェロモンとは「体の外に放出され,同じ種の他の個体に特定の行動や生理反応を引き起こす化学物質のこと」を意味します。例えばアリが食料の場所を示したり、オスの蛾がメスを引き寄せたり、犬や猫のマーキングもフェロモンの働きです。

フェロモンは、哺乳類の場合、主に鼻の中にある「鋤鼻器(じょびき)」という器官で受け取っています。しかし、人間は進化の過程で「鋤鼻器(じょびき)」が退化しており、現時点では他の生物のような異性を引き寄せるような性フェロモンの存在は証明されていません

なぜ退化してしまったのかというと、人間には必要がないから。

東京農業大学デザイン農学科教授の櫻井健志さんによると、「フェロモンはそもそもあらがえるものではなく、もしあったとしたら私たちは理性とかは関係なく、本能的に行動が引き起こされてしまう」とのこと。恐ろしい現実を想像するのが容易いですね。
「やはり人間は異性を引き寄せるフェロモンは存在しないのか…」と夢を打ち砕かれた皆さん、お待ちください。それに似た効果は「ニオイ」にあると先述した櫻井さんや東海大学教授・関根 嘉香さんなどの研究者は言います。

ニオイと見た目で決まる!相手の記憶に残る印象

まず前提として、どれほどニオイが相手の印象に残るかお話させていただきます。

相手の第一印象は、聴覚情報が38%、視覚情報が55%、言語情報が7%で決まるというメラビアンの法則は有名ですが、実は最も記憶に残りやすい感覚は嗅覚です。「あ、この匂いどこかでかいだことある!」といった経験、誰しもありますよね。嗅覚は視覚や聴覚とは違い、扁桃体と海馬という記憶と感情を処理する部位に接続されている為、相手の印象に残りやすいのです。

また、海馬体のある大脳辺縁系は、本能的な行動や感情を司る場所でもあるのですが、五感のなかで、唯一嗅覚からの情報だけがこの海馬体へと直接伝達されるのだそうです。

これにより「ニオイは本能的な行動や感情に直接作用する」と言えそうです。

生物学的に男性を引き寄せる2つのニオイについて

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