10年経っても僕はテレビにしがみつくことしかできない。

どうも。元芸人のユースワーカー今井です。

東日本大震災からもうすぐ10年。
当時高校2年生だった僕は、14時46分、学校からの帰り道だった。

家に着いて、テレビを見て衝撃が走りました。
テレビにしがみつくように津波の映像を見ました。
でも、夕方からはアルバイトがあり、休むこともできず行くことに。

バイトから帰った後、またテレビにしがみついてニュース映像を見ていました。
そのまま、寝てしまったような気がします。
この辺は、あまり覚えていません。
”すごいことが起きている”そう感じた記憶だけが残っています。

東日本大震災から9年11か月と2日が経った2021年2月13日午後11時8分、福島県沖を震源とする地震が発生しました。

僕はテレビにしがみつきました。
10年前と違ったのは、Twitterで情報を探し、clubhouseで現地の方の声を聞きました。

なにができるだろう。
そんなことを考えながら、ただただテレビにしがみついていました。

僕は、10年経ってもテレビにしがみつくことしかできませんでした。

熊本地震や北海道地震が起きた時、防災に関わる知り合いが
「また間に合わなかった」
と言いました。

僕はその時、そこまで思えない自分に悲しくなり、防災とどう向き合うのかをやんわり考えた記憶があります。

今回、
「また間に合わなかった」
この気持ちに近い感情になりました。

いや、そんなに美しくはありません。

「また、僕は何もできなかった。」
そう思っただけかもしれません。
結局僕は、自分のことしか考えていない。

それでも。それでも。それでも。それでも。

災害で怪我をしたり命を落としたり苦しい思いをしたりしていいわけがない。




僕になにができるんだろう


おしまい


P.S.
立ち止まっている場合じゃない。
動いて、考えて、考えて、動こう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?