【ご報告】職場に音楽クラブが自然発生しています。
職場で不思議なことが起きている
音楽クラブが自然発生しているのだ
昨日は6名
パートはウクレレ2個、ボンゴ1個、ティンフルート1個、マラカス数個、それから、歌
始まりは私がウクレレをやっているという話をしたら
同僚が「もう一人やってる人がいる」と教えてくれた
その人がKさんで、Kさんと「どんな曲を演奏してるの?」という話をしたら
ふたりでアンサンブルをやってみようという話に発展した
同じアンサンブルの本、譜面台、いすを用意して
木曜日に芝生に集合して、ふたりで演奏してみた
ちょうど芝生を通りかかった先輩が
(芝生は我々の職場からコンビニに行く間にある)
そこに座って昼ごはんを食べがてら演奏を見てくれていた
練習中で、まだ全然うまい演奏ではないのだが
Kさんと私はドキドキしながら、
「エンターテイナー」や「見上げてごらん夜の星を」のアンサンブルを練習した
見守ってくれていた?先輩には
一緒にいてもらってありがたいという気持ちになった
そのあと、Kさんからメールがあって
「次はKKさんも来てもいいですか?」と言う
KKさんはジャズ・ボーカルを習ってるらしい
歌いたい曲があるんだって
そして翌日本当にKKさんは来て、
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」
をうたったのだった
私はだいたい、どんどん流れに巻き込まれるタイプではある
またその昼休みには、さらに通りかかった同僚が
「次はボンゴを持ってきていいですか?」と言った
最初の回からきてくれている先輩は、その日もそこでごはんを食べて
見守ってくれており、さいごに「塩飴」をくれた
(この先輩の演奏パートは「塩飴」だと思う)
先週、私は出張だったので芝生には行けなかった
KさんとKKさん、ボンゴのOさん、そして塩飴の先輩が参加したらしい
そして昨日、私がまた参加したら
Kさん、KKさん、Oさん、塩飴の先輩Mさん、そしてSさんが来て
歌ったりマラカスを振ったり笛を吹いたりした
私はKさんとウクレレのアンサンブルを何曲か練習して
みんなで歌える「オー・シャンゼリゼ(ウクレレversion.)」もみんなで歌ってみた
私は子どもの頃から音楽と親しい方だと思う
3歳くらいからピアノ、小中高と声楽、合唱団で演奏旅行に行ったり
音楽科で仲間のいろんな演奏を聴いたり
演奏家たちがいて、音楽があるのが普通だったが
今回のこの集まりは
なんというか。本当に趣味ってこういうことなんだ、というか。
私にとって新鮮なのは、
1)みんな自主的にやっている
2)みんな特にプロを目指しているとかではない
これはなんだ、草野球みたいなものだろうか
レクリエーションか、かるた遊びみたいなものだろうか
私は不思議なんである
音楽ってこういう・・・こういうものでもあるのか
こういうものとは、そう「ふらりと立ち寄れるもの」
だれにでも開かれているもの。
音楽が、芝生に置かれた椅子の集まりみたいに
ひとびとの足をちょっととめて
自由に出入りできるサークルみたいなのを作っている気がする
その音楽は別に、すごく高尚なものではない
ただの、たのしい音の集まりである。
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