【FFX歌舞伎】５回観劇したキャラ感想 ワッカとルールー編
FFX歌舞伎キャラ個別の感想3記事目のワッカとルールー編。
ただのFFXファンで歌舞伎の知識が皆無なので、その点はご容赦ください。
見出し画像は劇場で撮ったものと3月10日のカーテンコールです。
５回観劇の日付・座席位置
文中で◯回目が多発するので書いておきます。
１回目 3月5日 SS席2列目中央（開演して2日目の日曜日）
２回目 3月10日 A席25列目中央（平日）
３回目 3月27日 SS席5列中央より少し下手側（平日）
４回目 4月3日 S席13列中央（平日）
５回目 4月12日 SS席1列中央より少し下手側（千穐楽）
ワッカ：中村橋之助さん
FFX歌舞伎を見た方は誰もがワッカの再現度に驚いたのではないでしょうか。
事前に橋之助さんのインタビュー見てもワッカみがある方だなと思ってたので、まさにハマり役！
橋之助さんてすごい体育会系っぽいのと素の声がワッカに似ているんですよね。
配役チョイスが神がかってる。
FFX歌舞伎公式YouTubeにある若手座談会ではルカまでしか進められてないって言ってたのに再現度高すぎー！
ゲームはできてなくてもちゃんと原作はチェックしてるんだなと思いました。
ちなみにアルティマニアオメガでワッカの声優の中井和哉さんもゲームする人じゃないからFFXやってないって言ってたのでもうワッカ＝ゲーム苦手な人でいいです（笑）
声もセリフもあまりに原作ワッカそっくりなので、ワッカがいるー！と無駄に安心感がありました。
ビサイドに着いてワッカが登場してから一気にスピラの世界にトリップした気分に。
前半やたらワッカのセリフが多いなと感じましたが、それはストーリー的に序盤はワッカとルールーがメインだからかと思っていましたが、後半も安定して多かったので大活躍ですw
セリフがなくても動きが常にワッカ！あのワッカの中腰のポーズも上手い！
バトルよりブリッツボールの試合で大活躍でしたね！
ブリッツボールの試合のワッカコール欲しかったです。
１回目は2列目だったので、前編であれ？ワッカがブレスレットつけてる？と気づいて不思議に思ってたら、後からチャップの形見でルッツに渡すシーンがあったのでなるほど！と思いました。
フラタニティ（ティーダの剣）はジェクトの形見に変更されちゃったしね。
連絡船リキ号のティーダとユウナが話してる横でブレスレットを寂しそうに眺めてました。
２回目はセリフミスで「ルッツ！チャッ……ガッタ！」
うっかりチャップと呼びそうになったところをうまくカバーしてました。
こういうのは生の舞台ならではの面白さだなと感じました。
ワッカは１、２回目は私の中ですごく存在感があったんですが、３回目以降はアドリブ含めちょっと軽い感じになったかなー？って印象を受けました。
ワッカって人が良くてクソ真面目で変にかっこつけたりしないところが和むところであって、ふざけるタイプではないと思ってます。
本人はクソ真面目に考えてやってるのに微笑ましいのがワッカ。
頼れるみんなのお兄ちゃんだけど、弱いところもあるから悩みながら生きている。
それはルールーも同じで2人で支え合いながら生きてるんですよ。
１、２回目はシーモアに話しかける時は確か原作と同じセリフだったと記憶してるんですが、３回目以降は「〜御座候」になったので、私的には原作と同じ方が嬉しかったです。
あとはトロフィーを投げようとするアドリブも３回目以降からありましたが、ワッカはふざけてトロフィーを投げないと思いますw
投げようとしたら大真面目に怒るタイプだと思います。
アニキが「リュックを頼む」ってワッカに伝えた時に「任せとけ」とふざけるような軽い感じで返事するところもワッカらしくないなと思いました。
もっと真面目に返してほしかった。
原作だとアルベド語しか話せなかったアニキが片言でティーダに伝えるところ。
あえてアルベド族への偏見があったワッカにリュックを頼むって言ってるんだから真摯に答えるところだと思うんですよね。
とはいえ、リュックとのふざけ合い、ルールーとの掛け合いは心が和みました。
ティーダは菊之助さんが年上な分絡みづらかったかな？？
橋之助さんはまだお若いのでワッカの設定年齢23歳に近いとはいえ、原作よりイケメンなワッカで素敵でした。30代に入ってからのワッカの演技も見てみたいです！！
衣装が好きなオレンジって言ってました
そういやワッカって黄色い服だったね
ルールー：中村梅枝さん
立ち姿やうなじ、首から背中にかけての色っぽさがまさしくルールー！色っぽいけど、賢く、見た目が元々花魁風なキャラなので、ルールーも違和感なかったです。
大きいイヤリングがゆらゆら揺れるのも素敵だし、流し目も素敵でした！
立ち姿、後ろ姿、歩き方、全てが美しくて、他のキャラクターが喋ってる間にルールーばかり見てる時もありました。どこを見ても完全にルールー！
梅枝さんのルールーはクールな顔、怒った顔、驚いた顔、優しい顔、悲しそうな顔、それぞれの表情が豊かで素敵なんですよ。思い出しただけで涙が出てきた…。
最初に公開されたフォトコールのシーモア戦の映像を見た時からやっぱり元から原作知ってる人の演技は違う！って思えました。
ワッカ→ブリッツボールの試合
リュック→アルベドホーム
キマリ→ガガゼト
と、他のキャラが目立つイベントがそれぞれある中、
原作でルールーメインのイベントは盗まれた祈り子の洞窟（寄り道イベント）なので、他のキャラに比べてセリフや目立つシーンが多くない分、1人語りのシーンが追加されてましたね。（異界前とナギ平原前）
序盤でアーロンがフラタニティを「ジェクトの形見だ」と渡すので、チャップ絡みの設定は無くしたのかなって思いましたが、ちゃんとありましたね。
しかも婚約者設定になってました。（原作ではプロポーズ前）
最初にティーダを見た時の「あんた…誰？」は原作だとティーダにチャップの面影を感じて含みを持たせた言い方なのに、１回目は普通に冷たく言ってた印象だったのでチャップいないのかなと思ったんですよ。
連絡船リキ号のワッカとルールーの会話はゲームではわざわざ上に登らないと聞けないサブ的な内容なのに入れてくるんだー！と思いました。
ミヘンセッションでのルッツとのやりとり含めちゃんとワッカとルールーの過去に触れてくれたのもよかったですね。
グアドサラムでのルールーとの会話は好感度イベントの内容もありましたね。
歌舞伎ティーダはもうユウナのことだけ好きって感じでしたが、ルールーのことは？って聞いてみた反応も見てみたいです。道は険しいわよ少年。
後編になると、ワッカの後にルールーのセリフが続くという場面がいくつかあるのですが、間髪開けずに話すので、すでに夫婦かよって心の中で突っ込んでました。
※続編でワッカとルールーは結婚します。
梅枝さんは１回目から千穐楽まで全て完璧でした。
今日はここがちょっとな、とかあそこミスったな、とかそういうのが全くなく、非の打ちどころがないところがルールーっぽさにもつながりました。
強いていうなら、セリフの面では他のキャラに比べて存在感が薄めだったかも。
でもルールーは影から支えるタイプで前に出るキャラクターじゃないからちょうどいいんです。
あとはリュックとユウナの中の良さが加えられた分、ユウナとルールーの姉妹的な関係が若干薄まったかな？そうでもないかな？
最後のユウナの指笛の後、ルールーに呼びに来て欲しかったな。
私がお勧めしたいルールーの見どころはこちら！
ビサイド寺院で魔物と戦うところ（前編）
シーモアとの魔法合戦からの海老反り（前編）
シーモア最終異体戦で手下と戦いながら布を上下に動かしてるところ（後編）
最終決戦で召喚獣たちを送るところの舞（後編）
全部バトル関係になってしまった！
FFX歌舞伎では魔法は布で表現されているのですが、その動かす姿がほんっとに美しいので配信で見る人は何回も見て！私も見る！
最終決戦の舞は「♪天 光に満ちて地を照らす〜」の全員で踊っているところです。
ルールーの手の動きがどうやったらこんなに美しくひらひら動くの！？！？ってくらい艶やかで完全に目を奪われます。
ここの舞は三者三様でそれぞれのキャラの踊り方が少し違うんですよ。同じ振り付けなのに、キャラクターらしさを表現しているので、大好きな場面です。
舞台だとどうしても全員いっぺんにチェックできないので何回も繰り返し見て違いを見比べたいと思ってます。
配信ならではの楽しみポイント！！
常に手を袖から出さないようにしてるんですよね、好き。
Spotifyの対談を聴いてほしい
中村橋之助さんと中村梅枝さんがFFX歌舞伎お稽古真っ最中の時にお二人で対談をされています。FFX歌舞伎の大変さが垣間見れます。
素なのにワッカとルールーらしさを感じる対談なので、ぜひ聴いてみてください！
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