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中目黒に住むってどう?①交通利便性

2022年3月に中目黒の新築マンションに引越しをして9カ月が経過した。実際に生活してみて概ね満足している。友人や知人からも色々と反響があるが、例えば以下のような感じ。

ポジティブな面
「お洒落なところに引っ越したね」
「下町感ある商店街もあり生活しやすそう」
「日比谷線始発+東横線特急停車の2路線はすごく便利そうだね」
「飲食店美味しいお店が多そう」
「目黒川の散歩が気持ちよさそう」  等々

ネガティブな面
「平日、休日問わず人が多く落ち着かなそう」
「物価高いんじゃないだろうか」
「酔っ払いが騒いでうるさそう」  等々

どれも印象としては間違っていないのではないかと思う。僕自身としても中目黒というと世間一般では「目黒川」「カフェ・飲食店」のイメージが強く、どちらかというと住む街というよりは遊びに行く街というイメージが強いのではないかと思う。
一方でTwitterを中心としたSNSでのやり取りの中で、中目黒に住んでみたいんだけど住み心地どうですか?といった質問も多くされる。中目黒に住むということに対する関心も一定数あるんだなと思った。

「客観的事実」と「僕自身の実感」を踏まえ、中目黒の住み心地について何回かに分けて書いてみようと思う。中目黒に住んでみたい、ちょっと気になるという人にとって少しでも参考になればと思う。

今回は交通利便性について書いてみる。

■鉄道

・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」
主要停車駅(恵比寿ー六本木ー虎ノ門ヒルズー人形町ー銀座ー秋葉原ー上野)

・東急東横線「中目黒駅」
主要停車駅(渋谷ー自由が丘ー武蔵小杉ー菊名ー横浜)

東京メトロ日比谷線、東急東横線の2路線が利用でき、日比谷線は始発駅、東横線は特急停車駅であるということは周辺に住んでいなくても知っている人は多いだろう。これだけでも各所のアクセスに関して相当便利であることは間違いない。
もう少しブレイクダウンしてみる。

・東京メトロ日比谷線

【日比谷線アクセス】
中目黒⇆六本木 8分
中目黒⇆虎ノ門ヒルズ 13分
中目黒⇆銀座  19分
中目黒⇆人形町 29分
中目黒⇆上野  36分

六本木、虎ノ門ヒルズあたりは大手外資金融、コンサルが集積するビジネスエリアであるとともに六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、虎ノ門ヒルズを初めてとした商業エリアとしても求心力が高い。今後は麻布台ヒルズも開業し、さらに港区内陸大型再開発の震源地でもある。始発で座ってアクセスできるのは強い、ほんとに強い。
また従来から商業集積する銀座にも20分程度でアクセス可能。
銀座よりも先のエリアとなると少々時間的距離があるかな。

・東急東横線

【東横線アクセス】
中目黒⇆渋谷 3分(特急)、4分(各停)
中目黒⇆武蔵小杉 9分(特急)、17分(各停)
中目黒⇆横浜 23分(特急)、41分(各停)
中目黒⇆元町中華街 33分(特急)、52分(各停)

東横線は渋谷ー横浜間という、私鉄沿線でも随一のドル箱路線と言っても過言ではなく、沿線の各駅は他の沿線の駅と比較しても駅力の高い駅が多い。
中目黒は全ての便が停車するため、横浜、みなとみらい、元町中華街方面へのアクセスが非常に良い。各停と比較するとかなり短時間でのアクセスが可能。また東横線沿線でも特に大規模再開発が著しく、SCが集積して便利な武蔵小杉へも特急で9分と近い。

・東京メトロ副都心線

【東京メトロ副都心線アクセス】
中目黒⇆新宿3丁目  12分
中目黒⇆池袋 21分

東急東横線と東京メトロ副都心はダイレクトに接続されており副都心エリアの新宿、池袋方面へのアクセスも便利。20分強で池袋に着いてしまう。
買い物というと渋谷で大体事足りてしまうが、気分を変えて新宿伊勢丹や再開発の進む池袋にも気軽に行くことができる。

・その他主要駅アクセス

【乗換による主要駅アクセス】
中目黒⇆東京 26分(東横線⇆丸の内線)
中目黒⇆品川 19分(日比谷線⇆山手線)

所謂主要ビジネスエリアの東京駅、品川駅も20分前後でのアクセスが可能。乗換も比較的スムーズにできるのはありがたい。


■路線バス

渋41:渋谷駅⇔大井町駅間
渋42:渋谷駅⇔大崎駅間
渋43:渋谷駅⇔高輪ゲートウェイ駅間
渋71:渋谷駅⇔洗足駅間
渋72:渋谷駅⇔五反田駅間
恵32:恵比寿⇔用賀駅間

中目黒は鉄道アクセスに加えバス路線が豊富で周辺アクセスが非常に良いことはまだまだ知られていないかもしれない。
中目黒エリアでは中目黒駅前に加え、正覚寺、田道小学校入口の停留所等をハブとして鉄道路線ではダイレクトアクセスしていない場所を絶妙にカバーしている。
こちらも少しブレイクダウンしてみる。

・渋41、42、43系統

渋41:渋谷駅⇔大井町駅間
(渋谷駅ー大橋ー中目黒駅ー不動前駅ー大崎駅ー新馬場ー大井町駅)

渋42:渋谷駅⇔大崎駅間
(渋谷駅ー大橋ー中目黒駅ー不動前駅ー大崎駅西口)

渋43:渋谷駅⇔高輪ゲートウェイ駅間
(渋谷駅ー中目黒駅ー大崎駅ー新馬場駅ー品川駅ー高輪ゲートウェイ駅)

中目黒エリアは中目黒駅を起点とすると北西:池尻、南東:目黒にかけて住宅地が広がり、その中心を山手通りが縦断するといった位置関係にある。エリア内は駅近の物件は非常に少なく住宅エリアは比較的駅遠が多いのだが、駅遠立地のアクセスを補完するのが渋41〜43系統のバス便。山手通りを通り、渋谷から大崎、大井町、品川、高輪ゲートウェイといった山手線駅へダイレクトアクセスが可能。中目黒エリア間の停留所を見てみるとこんな感じ。

バスマップHPから引用



菅刈小学校
東山一丁目
中目黒
正覚寺
東京共済病院前
目黒警察署前
田道小学校入口
大鳥神社前

となっており、大部分のエリアからバス停まで5分以内にアクセス可能。中目黒駅まで歩き電車に乗るよりも便利だったりする。自分も渋谷や品川へ行く際はバスに乗っていくことが多い。羽田空港に行く際もバスで新馬場まで乗り、京急線で羽田空港に行っている。

・渋71、72系統

渋71:渋谷駅⇔洗足駅間
(渋谷駅ー代官山駅ー正覚寺前ー目黒区総合庁舎前ー祐天寺ー洗足駅)

渋72:渋谷駅⇔五反田駅間
(渋谷駅ー恵比寿駅ー田道小学校入口ー元競馬場前ー林試の森入口ー五反田駅)

渋71、72系統は支線的や役割という感じではあるが、渋71系統は渋谷駅から駒沢通り沿いに代官山ー正覚寺ー目黒区役所を経由し、東急東横線エリアと東急目黒線エリアを縦断するルート。一方渋72系統は恵比寿駅を経由し、途中で茶屋坂、山手通りを通りながら東急目黒線、東急池上線エリアを縦断し、五反田へ向かうルート。いずれも環状7号線内側の縦の移動を東急線でカバーできていない部分を補完している。渋72系統だと林試の森公園や武蔵小山商店街付近へのアクセスが可能なので休日の余暇で重宝する。

・恵32系統

恵32:恵比寿⇔用賀駅間
(恵比寿ー正覚寺ー五本木ー駒沢公園ー用賀駅)

恵32系統は山手通りと駒沢通りの交差点付近の正覚寺停留所から乗り入れが可能。恵比寿から駒沢通り沿いに用賀駅まで向かうルート。
五本木は学芸大学エリアでお洒落飲食店等が点在することに加え、世田谷公園が徒歩圏であり、休日のお散歩に丁度良い。また駒沢公園付近にも停留所があるのでこちらも休日の余暇に重宝する。


■自動車

中目黒エリアは上記の通り鉄道、バスアクセスが良く、特段車を必要するエリアではないが、車を所有するにしても非常に便利なエリア。
主要幹線道路である山手通り、246、目黒通りが至近であることから都内を東西南北に自在に移動出来るほか、高速道路についても、大橋JCからの東名高速、目黒ICからの首都高速へアクセスができる。
また、周辺には代官山TSUTAYAのスーパーチャージャーや恵比寿ガーデンプレイス地下駐車場にもEV充電スタンドがあり、テスラをはじめとしたEV保有者にはうれしいところ。
快適なカーライフを送れそうなエリアである。

以上、交通利便性について書いてみた。次回は日常生活での買い物利便性について書いてみようと思う。

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