今日のおはなし
おおさまぺんぎん(以下:ぺんぎんと言う)のあかちゃんは茶色い羽毛で覆われています。
大きさはおかあさん、おとうさんと同じか、それより大きい場合もあります。
この羽毛のなかに、人が入っているという噂がありますが、
入っているのは、ぺんぎんです。
茶色い羽毛は、足元から徐々にぬけていきます。
それはまるでセーターをぬぐぺんぎんのようだ、と、言われているとか、
いないとか。
冗談ではなく、このような状態になることもあるようで。
世間様では「かわいい」と言われているようですが、
本人は狙ってやっているわけでありません。
ぺんぎんの赤ちゃんの茶色い羽毛はだいたい1年くらいですべてぬけおち、一丁前のぺんぎんの姿へと移り変わります。
こんなにかわいらしいぺんぎんも、実はレッドリストにのっている貴重な子たちです。
そのことを本人が知っているかは、
定かではありません。
こんな行列をみかけても
その命は、はかないものなのです。
それでもペンギンたちの本能は
子孫をのこすことをわすれないでいるでしょう。
おしまい。
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