しっぱいが生むことを見逃すな
何が始まったのかというと、
先日作ったシール。
あれから私はシールを作り続けている。
例えば、こんな。
シールはいろいろな種類があるけれど、子供でも大人でも自分にとって最高のレアものは必ず存在する。
大好きな絵がいっぱいもそれはそれでうれしいけれど、こうやって全部が違うものがあった場合、自分の中で使う優先順位が自動的に作られて、大切に大切にゆっくりと減っていく、というのを楽しんでもみるものまた、たのしい。
私が絵を描くとき。
イメージしたものの出来上がりは、最初の線できまる。
その出来上がりを感じられるまでは、線だけ、丸だけをなんどもなんども、なんどもなんども描き続ける。
あ、これだ、と見えた時に始めてそこからイメージの形に仕上げていく。
しかし、これは稀にあることだけれど、描き始めて出来上がったものが全く違う意図しないキャラクターを生み出してしまうことがあるのだ。
それがこの子である。
ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは、
「たまたま発見した、まちがっちゃった」とご自身がノーベル賞を取ったことで逆につらかった、という記事を読んだ時、「まさに失敗は成功のもと」だとおもった。
ノーベル賞と一緒にするとはおこがましいことですが、絵を描いていて、間違った線を加え消そうとしたとき、「でも、」と考えることがある。
違う色を乗せた時に、消そうとして「これは?」っと新しく生まれる色がある。
こんな大げさに書いてしまったが、
私はただ、プリンを描きたかっただけで、ただ、上のカラメルの線が、イメージ真っすぐが、ちょっとななめにズレてしまっただけ。
それが自分好みのキャラクターを生み出してしまっただけのこと。
それがこの「よこわけさんせっと」です。
なぜ「さんせっと」か?
これは、ゴロが良いというか、これもこの時に、スーッと降りてきた言葉です。でも、よこわけの具合が三日月みたいなので、ちょうどよいかと。
漫画にしてみました。
今日は関東は雨です。
また、シール作りにせっせと励むしろくまさんでした。
この前までハマってた粘土はどこいったー???
自由にやれる幸せに感謝いたします。
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