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サムリング2

親指を怪我したのは4月の上旬ごろだった。
忘れもしない、これから繁忙期に入るという大切な時期にやってしまった失態。


しばらくの間続いた私のサムズアップは、ひと月ほどで再生されましたが、まだ再生しきれていないのか、触るとじんわりとした痛みを感じます。

この痛みはしばらく取れないような気がします。同じように右の薬指の先を削ぎ落としたことがあるのですが、それはもう20年ほども前のことなのに、まだ触ると違和感があるため、おそらくこの親指もそうなるのかな、という予感です。

この時「治ったらサムリングを買ってあげよう」と決めていたので、先日買いに出かけました。でも実は、最近ちょっと気持ちをリセットするようなことがあって、そのきっかけに後押しされたという感じもあります。

指輪はそれぞれ、する指によって何かしらの効果がある、と言われていますね。

私が知っていることで言えば「結婚指輪はなぜ、左の薬指にするのか」ということ。

幸せは、右の薬指から入って、左の薬指から出ていく。
指輪をはめていない右手の薬指からはいった幸せは、指輪のしてある左の薬指で止まり出ていくことはない。こうして手に入れた幸せを守ることができる。
しろくまが聞いたことのある諸説より

おそらく諸説あると思いますので聞き流しておいてくださいね。
でも私がそれを知ったと時、それまでいつもはめていた右手薬指の指輪を外し、左の薬指にはめてみました。特に彼がいるとか、そういうことではなくて、なんとなく、そうしてみたのです。

それからは好んで左の薬指に指輪をするようになりました。

結婚できたこと、子供ができたこと、などについてはその行為が良かったからなのかは全く証明できませんが、左の薬指に指輪をしたことで、何らかの安心が続いていたことは実感しています

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さて、私のサムリングですが、左手親指には一体何か意味があるのかと調べてみました。

サムリングとは、弓の弦を引っ張るときに使う指輪。何度も放つと肌が裂けるため親指を保護するためサムリングを使用していた。
ウィキペディアより

なるほど、覚えておこう。とりあえず、左、右、関係なく、親指という立場だけのことだけど。
そして、そこに私の妄想を都合よく添えておこう。

弓の弦を引く時に使った指輪。集中力を高める、的に向かう矢が描く弧をイメージする。すなわち創造力を豊かにする。
しろくま勝手な解釈


買った日からサムリングをつけていますが、その指輪はちょっとサイズが大きくて歩いていると抜けてしまったため、いつも左の人差し指にしたいて指輪をすることにしました。

親指の関節さえグイッと通り抜ければ、第2関節付近でゆるゆるしていても落ちてこなかったので。

とりあえず、今のところお気に入りです。

そうそう、指輪を買った帰りにもう一つ買ったもの。


敬愛すべきお方が詠まれていた短歌で、登場したがじゅまるさん。
地元のお花屋さんを通りかかった時、目に入り、あの素晴らしい短歌を思い出したので連れて帰ることにしました。

出会いかな?

ちょっと良いことあったとしよ(サムズアップ👍)

敬愛するお方にお名前つけてほしい。


#エッセイ #エッセイのまち #ぷ会

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