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たつみコータロー演説 文字起こし②

<中小企業を苦しめる消費税/増税アカン>

 大阪は中小企業の町です。堺も商人の町です。その大阪・堺に一番負担が重いのが消費税の増税ですよ。絶対やったらあきません。

 だいたい考えてください。消費税が導入されてから。バブルの時ですね、あれ。あの時は本当に景気がよかった。賃金、上がってた。あるいは97年、2014年に消費税が増税された時、経済の指標は回復してた。

 ところが今回景気悪いんですよ。そんな時に増税したことなんて一度もないんです。10%に上がったって賃金や所得が上がってないもんですから、例えば商店街の飲食業者の皆さん値段上げられないんですよ、結局。据え置きになっちゃうわけですよ。だけど税務署には10%分納めなあかんわけです。

 あるいは町工場、あるいは中小企業の社長さん。大企業や元請と取引してる。消費税が10パーに上がったから単価その分上げてくれと言ってすぐに上げてもらえますか?上げてくれないでしょう。「消費税上がった分は、お前とこ見とけ」とね。「いややったら違うところと取引する」。だから弱い者いじめの税金なんですよ、消費税っていうのは。この大阪で絶対に上げたらあかんわけです。

 私たちは消費税増税しなくても、ちゃんと別の財源があるってことを言ってきています。バブルより儲けてるのに、納める税金はバブルより少ないのが今の大企業です。彼らにちゃんと負担してもらったら消費税なんて上げる必要ないんです。

 それと皆さん、無駄づかいですよ。無駄づかいなくしていきましょう。1機116億円もする戦闘機、こういうの買うのやめたらもっと財源出てくるじゃないですか。安倍さんは「打ち出の小槌はない」とか言ってね、開き直ってますけれど、そのセリフは戦闘機の爆買いを迫るトランプ大統領に言うべきではないでしょうか。そうすればもう消費税増税しなくてすむんです。

(③に続く)

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