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歳旦三つ物ってのがあるらしいよ

さいたん‐みつもの【歳旦三物】

〘名〙 歳旦開きの席で、宗匠を中心に作った、発句・第三の三つ物の連歌俳諧。《季・新年》 〔荷兮宛芭蕉書簡‐元祿三年(1690)正月二日〕

精選版日本国語大辞典より

俺が参加をしている俳句のオープンチャットで、歳旦三つ物というものが話題になっていた。

そこでの説明によると

「歳旦三つ物」とは

元日に詠む祝賀の句で
最初の五七五を発句
次の七七を脇
最後の五七五を第三と呼ぶ。

歳旦三つ物の決まり事

発句 新年の季語を入れて「や」「けり」「かな」のどれかの切れ字を使う。
 新年の季語を入れて最後を体言止めにする。
第三 春の季語を入れるか無季にして最後を「て」「に」「にて」「らん」「もなし」のどれかで止める。また、発句に寄り添う内容にして、第三は発句と脇が作り出した世界観から大きく飛躍させること。

と、こういうことらしい。俳句幼稚園の皆さん、俺もよくわからんがチャレンジしてみては?笑

俺の歳旦三つ物チャレンジ 「とし玉」

とし玉や順に並びて正座して

抱負を述べる子の初笑い

柴犬の嗅ぎたる花を簪に

【季語】
とし玉(新年)
初笑い(新年)
花(春)

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