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空蝉や君は何度も言ったのに【季語】空蝉(うつせみ)晩夏
もう二年か 実は、俺が俳人となって丸二年が経った。 よく、挙げている記事だがこれが俺の俳人スタート記事。 夏井先生の言葉を載せていることでわかるように、いわゆるプレバト俳人である。この記事から二年が過ぎたとはほんと早いもんだ。 俳人は思ったよりも 最近、ちょっと俳句への比重を増してみてわかったのだが、世の中には俳句を愛好している人が思った以上にいるようだ。 今年の五月に『俳句ポスト並盛連盟』(俳並連)の一員となったのだが、その縁でいろんな市井の俳人に出会っている(ネッ
涼風や島の珈琲届きをり 屋久島の一湊珈琲焙煎所から珈琲が届いていた。俺は定番の一湊ブレンドと、今月のおすすめを取り寄せているが、今日はインドネシアのリントン・ビートルという豆を淹れてみる。テイスティングがripe melon ,custard creamだからちょっとまったりか
本の背にジャスミンの香をのこすひと 図書館で本を読むと、時おりふわりと何かが香ることがある。それは煙草だったり、香水だったり、珈琲だったりする。そんな香りを感じながら、ふとその香りを残した人に思いを馳せる。茉莉花の香りを漂わせる人は一体どんな人だろうか。
【俳句あるある】季語の周りがみんな季語。 祭で一句。そう言われたらどんなふうに作句するか🤔祭はもちろん季語。花火も季語、神輿も季語、金魚も季語、金魚釣りも、夜店も、夏休みも、裸も、汗も、暑しも、納涼も季語。 祭笛わたしをおいていかないで
橘たかしちゃんという方の取組をHiroちゃんの記事で知ったので、応援してみることにした。マネタイズの視点を持つことはクリエイターにとって大事だよな。面白い収益モデルに育つといいね。もっと高め設定でいいと思うが、100円マガジン推奨だったのでそれでいこう。 渦人の集ひて理想高き夏
「暑し」なんて季語、どうやって類想から飛び出せるのか。形容詞の季語なんてそもそも観念的で使いにくいよね。しかも、熱いとは違うというココ大事だよなきっと。 暑しは歳時記では時候に分類されているわけだから時候としての暑さでなければならんわけだ。 暑き夜や仰向けの子の跳ね起きる
鮮明な世界は夕立に消され【季語】夕立(三夏)
背泳ぎや無邪気に委ねたる未来【季語】背泳ぎ(晩夏) 泳ぎの傍題 紫乃ちゃんのつぶやき俳句より
ひかりより出づる飛魚ひかりへと 【季語】飛魚 類想ど真ん中。屋久島にいたころフェリーに乗る機会が多くあった。外海をゆくフェリーはよく揺れる。酔いやすい俺は外で遠くの海を眺めるのが常だ。ことに夏は甲板が気持ちいい。そんな時出くわすのが飛魚の群れ。波頭から飛び立ちはるか先に着水する。
放課後の校舎に遠き蝉時雨 【季語】蝉時雨 蝉の傍題 放課後の生徒が帰った後の校舎を戸締りして回るとふと蝉が鳴いていたことに気づく。戸締りをしてさえこれほどに聞こえてくる蝉の声を生徒が帰ってしまう今の今まで気づかなかったことよ。 …と伝えたいが、これだと校舎の中にいると分からん
初行事捌きて終ふる小暑かな 【季語】小暑 散文的なので推敲したいが気力がないので、素直に投句。 中七「捌きて終ふる」が良くない。 初めて行う行事をゼロベースから企画提案修正実行←イマココ あとは事後の反省と総括で終わり。思えばすっかり夏だぜ的な内容を小暑に託しているわけだが文字数
黴の香の代数幾何のノートの絵 【季語】黴の香(黴の傍題) 「の」のリフレイン。やりすぎ? 黴の香をつけると古っぽい感じが出るよね。高校時代のノートを開いたら落書きばかりだったよ。今まで消えていても、それを見るとあ、書いた記憶あるってなるから不思議。 即吟の荒しぼり句でひとつ
蓮浮葉少し体重かけてみる 【季語】蓮浮葉 類想かかってこんかい!