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ぶちょう。の話

こんにちは。あだちです。
この記事は ゆるくHADOについて書こう。Advent Calendar 2020 4日目の記事です。

自分のも書かないといけないのに他所様のところにもエントリしてしまった!オワー!という顔をしています。

中国の話をするつもりでしたが自分のところで書いてしまったので、主宰のぶちょう選手の話をします。HADOプレイヤーだからカレンダーの趣旨には合ってますよね。大丈夫ですよね。

邂逅

彼が正確にいつからHADOにjoinしたのかは定かではないのですが、アキバのスリモンにあった頃、つまり2017夏くらいなのかな?以下は氏の最古のHADOツイートですが、概ね合ってるかなと思います。

印象的だったのは2017のW予選で塩と人参とバナナ(敬称略)という食材の組み合わせで颯爽と現れ、当時新進気鋭だったあなたって時たま土の香りがするを決勝で破り、2017本戦への切符を掴んでいった時です。また変わったチームが生まれたなぁ、と思ったのを覚えています。

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誰しもビギナーの頃はあるものです。

ぶちょう。氏が何部の部長か正確には存じませんが、少なくともHADO部の部長ではないことは分かっているので、であればたぶんダーツ部なのかな。実際見たことないのでどのくらいのウマイのかはよく分かりませんが、少なくともCフラの僕よりは上手いんじゃないかと思っています。

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印象

ストイックだなと感じます。今のHADO界には頭のおかしいくらいストイックな方が何人もいる(褒めています)のでベストオブストイックであるとまでは言いませんが、真面目で、HADOの行く末を考えていて(案じていて)、自分ならどういう貢献ができるか考えそれを実行し、そしてなにより勝ちに拘るタイプだと思います。

もちろんそういう人は今のHADO界にはたくさんいて、それはとても幸せなことだと感じます。が、それも今でこそ。彼は間違いなくその中でもアーリーアダプターで、3年前の我々の「今なら世界一も簡単だよ!」の言葉に、訝しみながらも着いてきてくれました。

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経歴

NOeSIS HADO部で2017Wに出場し、ベストパフォーマンス賞を受賞したのは、昨日のことのようで、もう3年も前の話です。

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2017W杯で名を馳せたあとはヒュブリスに移籍し、2018Climaxまでは前P選手や現Arc-A'sのShaa選手などと共闘。ここのイメージが強い人は多いと思います。趣味の仲間のチームではなくHADOのためのチームを組んで、経験値を確実に溜めていきました。そしてその後2019シーズンからはなんとわちゃわちゃに電撃移籍。電撃だと思っていたのは僕だけかもしれませんが、当時はまさにわちゃわちゃが世界を席巻している時代。2018のグランドスラムをすべて勝ち取ったチームにJoinするというのは、それが誰であっても大ニュースだったと思います。

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わちゃに移籍するときの想いを彼に聞いたことがありました。その時の彼の答えは確か「とにかく勝ちたい」。もちろん勝ちたいという想いはヒュブリスの頃から持っていたかと思いますが、その想いがチームを移籍するほどまでに昇華しました。

1プレイヤーとして
始めは仲間内で負けたくないからのめり込んだHADO。2017年末W杯出場を目標に大会にNOeSIS HADO部として初参加し、見事W杯初出場。ベストパフォーマンス賞もいただきました。2018年度はヒュブリスに移籍、W杯出場だけでなく明確に「勝つ事」を1年間目標に据えて取り組んできました。結果としてW杯では3位。
春、夏、W杯と全て表彰台に立つ事が出来たのは去年から考えると望外の結果でした。
ただやるからには勿論W杯での優勝がしたい、MVPを取りたいと考えています。僕自身は1onが得意なプレイヤーではありませんが、最後はやっぱり個の力が必要だとは常々考えているので2019年シーズンはMVPを取れるような個を持てるよう進化していければと考えています。

https://note.com/itchan94/n/nd21b11d5e728

2019春大会ではチームとしては優勝しましたが、控えに甘んじました。決して活躍したとは言えません。次の2019夏大会では決勝に出場し、オーバータイムで自分が抜かれてiXA/ANATSUCHIにグランドスラム初優勝を譲る形に。チーム競技ですから必ずしも自分のせいだけではありませんが、結果としては自分のライフ1つでチームのグランドスラム5連覇を逃すことになりました。
HJLでこそ優勝経験はありますが、グランドスラムに関しては2019Climaxでもベスト8、2020年度は世界情勢を鑑みて大会が少なくなり、未だに大舞台での結果というのは残しきれていません。

わちゃに入ってからのこの経歴、他のチームの台頭やシステムのアップデートなど様々な理由はありますが、シンプルに「自分が大会出るようになってから勝てなくなっている」と言われたらグゥです。こうあっては、なんとしても自分の手でチームをグランドスラム優勝に導きたい。その思いは間違いなく、全プレイヤーでもトップクラスであると思っているし、僕もそう信じています。達成できたら、それはとてもドラマティックです。近い将来、ついに自分の手でチームをグランドスラム優勝に導けるか…みたいな瞬間には、最前で彼の顔に合わせてカメラを握っていたいと思っています。

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手前味噌ですがこの写真はめっちゃいいのが撮れたと思います。最高です。彼の心境を察するに余りある素晴らしい一枚です。カメラマンやっててよかったと思えます。

HADOの申し子

どんな経歴であれ、自分たちが作ったものを3年以上も続けてくれているだけで、我々からすればそれは感謝の念に耐えません。これはぶちょうに限った話ではないですが、古くからnote書いてくれてたりとか、率先してコミュニティ作りを働きかけてくれていたりとか、ただプレイするだけでなく、HADO界のこれからのことを考えて動いてくれている人たちには頭が上がりません。

こないだ久しぶりにガチHADOかなんかで地下で会って、HADOについて色々話したときも、特に他愛のない話なのに話してて涙が出そうでした。なんでか良くわからないんですけど、子供が成長するような感覚に近いと思います。歴でいえばタカさんとかDさんとかのほうがよっぽど長いんですけど、ぶちょうはよくアウトプットするので、こないだまで「HADOやりたみ~~~お宿近くてアド!w」みたいなこと言ってた初心者プレイヤーが、「アドベントカレンダー主催してみました。みんなでHADOを盛り上げていきましょう!」みたいなこと言うようになったら、成長したなぁ~~みたいな親のような気持ちを持つんじゃないでしょうか。これは僕だけじゃない、たぶんその一連の流れを見てる人はみんな思ってると思います。

さらに嬉しいのはその彼の呼びかけに着いてきてくれている人が何人もいるという現状です。アドカレもかなり埋まっています。どれだけHADOに力を入れていても、その人の人となりが悪かったり、周りからの信用がなければ、こうはなりません。ゆえに、彼には人を集める力があり、その魅力がある。いうなればHADOの申し子でしょうか。少なくとも僕はそう思ってます。こういう人がHADO界にいるってのは本当にありがたいことだし、とても喜ばしいことですね。

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最後に

どうですか?ぶちょう。という1選手の生涯を応援したくなってきませんか?若干でもそう思ってくれればこの記事は大成功です。嫌いになることはないと思いますが、僕がぶちょうから嫌われることはあるかもしれません。それが心配です。

立場上どこまで書いて良いのかみたいなのがありましたけど、とりあえず率直に書いてみました。もちろん運営としましては、HADOプレイヤーのみなさんに似たような感情を持ってますので!ご安心ください!いつもありがとうございます!
あと経歴のあたり、僕も選手一人一人を全部覚えてるわけではないので自信ないところもあります。一応調べたけどなんか間違ってたら早めに教えてね!

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今年の僕もアドカレやってます。25日セルフチャレンジです。ご興味ありましたら覗いてやってください。

明日は、こーすけ|日本一マイナースポーツ詳しい|HADO✖️xball さんの、 HADOを始めた人が最初に参加できるRookiesCupについて何か書こうと思います。 です。

ではまた地下コートで会いましょう!

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