いちくらオラクル用イラスト制作記録

過去にPIXIV FANBOXに投稿した記事をまとめています。


いちくらオラクルカード用原稿制作

2021年8月16日 21:10

マストドンインスタンスichiji.social(通称いちくら、一次創作特化のインスタンス)で開催された合同オラクルカード企画に参加しました。

カードは合計20枚。そのうちの絵とテキストをセットで1枚担当しています。(他1枚、テキストのみの参加もしています)
絵の製作過程を記録しています。

カード名『雪の丘』(完成版)

雪の積もった白銀の丘。辺りを見回しても何も無いけれど、その丘には剣が眠っているという。感覚を研ぎ澄ませて、静寂に耳を傾けてみる、といった内容のテキストに添えた絵でした。

当初、静かで真っ白い丘ということで本当に雪しか描いていなかったのですが、オラクルカードとして見たときに寂しく、冒険心を掻き立てるには今一つ足りないかなと感じたため完成版の絵柄に決定しました。また、参加者の方々のイラスト傾向からも可愛らしく元気な作品が集まると予想し、風景画よりは、ポップな絵柄にやや寄せています。
カード版ではレイアウトの都合で上部の星を下部に移動させています。

今回使わなかった絵と、冬の丘習作。

こちらは提出しなかった方。
丘の起伏が剣の形に見える、雪が積もると剣のような模様が出現する、といった風景画寄りの絵です。

雪の季節、または雪解けの季節に浮かび上がる模様は、月の兎のようなもの。
その模様が見える時期になるとそろそろ雪が解けるとか、見えるとその年は豊作になるとか、地域やお山によって内容はそれぞれです。毎日見ているお山が白い化粧をする季節はもちろん里も真っ白。なんにも無いところに現れる兎や馬だとか、生活の中で親しみを込めて共に過ごしているのですね。
そんなお話もありましての雪の丘でした。

下の二枚は雪の丘習作。雪って毎年見ているものの真っ白でどう描けば良いのかと困りました。とりあえず気の向くまま描いたものです。雪、雪は難しいなあ……。

いちくらオラクルの詳細

▶︎いちくらオラクルカード通販ページ(主催の御匙さん(ものねこさん)のBOOTHページ『寄り道屋』に繋がります。利益分がいちくら運営に寄付されるチャリティ企画)
https://mononeko.booth.pm/items/3157815

▶︎企画ページ(詳細が記されています)
https://nanos.jp/monogusaneko/page/149/

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