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エアコン掃除でトラブルにあった話

エアコン清掃で事故が多発しているという記事を読みました。
これ、私も経験があります。「事故」と呼ぶほどのことではないのですが。

エアコン内部のカビが気になったので、市販されているスプレー缶を使い掃除をしました。エアコンのクリーニング用に売られていたものです。スプレーするだけで汚れを落とせて、そのまま通常運転すれば、外につながっている排水パイプから、排水と共に汚れも流れ出るというものでした。

トラブルは、深夜に起きました。その日はとても暑い夜で、エアコンをつけたまま寝ていました。

小さな何かが、壁に繰り返しぶつかるような音で目が覚めました。怖くなって灯りをつけると、エアコンの真下がびしょ濡れでした。驚いて見上げると、エアコンからポタポタと水滴が落ちていました。落ちてくる水が、床で跳ねて、壁にぶつかっていたんです。

拭いても拭いても落ちてくる水。なぜこんなことになったのか。理由がわからなくて怖かったです。

翌日、マンションの管理会社に連絡をして、修理業者に来てもらいました。

「エアコンから排水を流す箇所が詰まって、排水が逆流してしまっていますね」

原因は、クリーニング用のスプレー缶を使ったことでした。よくあるトラブルらしいです。

「薬剤で溶かした汚れが、細いパイプに詰まってしまうとこうなります。汚れを溶かすだけではダメで、その後にしっかり洗い流さないといけないんです。洗い流すための薬剤とセットで売られている商品もあるけれど、効果は中途半端なものが多いんですよね。ああいうものは使わない方がいいですよ。」と言われました。

売られているものだから大丈夫と信じていたので、とてもショックでした。

これからどんどん暑くなってきます。「その前にエアコンの掃除を」と考えている方は、気をつけてください。

エアコン掃除でトラブルにあった話。
最後まで読んでいただきありがとうございます。




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