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株式投資に向いているのは、株に興味がない人

こんにちは、白蛇と申します。簡単に自己紹介をさせていただくと、アラサーと呼べる範囲は徐々に超えてきて、そろそろ30代半ばに差し掛かろうとしている兼業投資家です。主に、現物で小型株の中長期投資をやっています。

今回、逆説的なタイトルで記事を書こうと思った理由は、なぜ資産額の増減に一喜一憂をしてしまうのかと考えたためです。

約6ヶ月資産額が横ばい、我慢の日々

Money Forwardで資産総額を日々確認するのが習慣になっています。2021年2月に日経平均が3万円を超えてから日銀がETF買い入れオペレーションを控え、それ以来からっきしの状態が続いています。約6ヶ月ほど資産総額はヨコヨコの展開が続いています。

資産額全体に占める私の主なポートフォリオは、全世界インデックス(MSCIコクサイインデックス)と日銀が買ってくれていた某銘柄(=自社株)。そして、中小型株もグロース相場が終わってからはBOX相場。伸びる要因がありません。。。

ピークをつけた2月と比較すると、数百万円単位で減っています。それゆえ、我慢の日々が続いております。

資産状況は妻にも共有するのですが、思わずTwitterにつぶやくだけでは耐えられず、「いやー、やばい、やばい。資産めっちゃ減ってる」と嘆きました。

そのとき、彼女(元金融機関勤務)の一言に衝撃を受けました。

「え?そりゃ短期では下がったりするでしょ?でも、長期なら上げるでしょ?そんなに心配する必要あるの?」



そりゃそうすぎ

本当にど正論で返されました。「お前がやっている投資は、短期なのか?長期なのか?」と自問するのを忘れていました。

*ちなみに補足:インデックス投資は勝者のゲームと言われており、S&P500指数では、運用期間が長いほどプラスに収斂していきます。

S&P500の長期投資成績

出典:WealthNavi「長期投資のメリットの基礎知識」

株の成績が良い人は、株に興味がない人

突然ですが、みなさんは下記の画像を知っているでしょうか?

株のリターン(死んだ人、放置した人)

一時期、投資家界隈で有名になった1枚の画像です。「投資成績のよかった人の属性は1位:亡くなっている人、2位:運用しているのを忘れている人」という非常に強烈なメッセージです。

つまり、資産の増減に一喜一憂することなく、頻繁な売買で余分な手数料を払うことなく、長期投資に徹することができた人がパフォーマンスが良いという調査結果です。

ではなぜ、一喜一憂してしまうのか?

もちろん、私は全資産をインデックス投資に振り分けてはいません。個別株にも投資をしているため、上記の通り「運用しているのを忘れ、15年以上の長期目線であれば安心」という心構えではいけないと思っています。

しかし、株価は長期的には企業価値に収斂すると考えているため、多少の増減には動じず、腰を据えて長期保有をする胆力を養うべきだと思います。

そのために、不足している能力は下記だと考えています。

①調査不足により保有し続ける根拠が弱く、試算する企業価値への自信がない
②成長に要する時間の予測と見切りをつける(損切り)の時間軸を設定できていない
③リスク(不確実性)を予測せず、発生確率×深刻度の試算ができていない

ちょっと、ここからは次回の記事にしたいと思います。笑
振り返っていくと、各項目はそれぞれ論じるべき深さの観点だと気づいたからです。

ということで中途半端な終わり方になってしまいまずが、次回の更新をお待ち下さいー!

白蛇

#お金について考えていること

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