わたしが話すと、空気が凍る。わたしが話すと、場が白ける。わたしが話すと、白い目で見られる。わたしが話すと、傷つけてしまう。それが怖かった。だから、じっと黙って、空気を読んで、話さないことが多かった。自分の意見はあっても、だいたい世間の声とは違うし、相手をズバッと斬ってしまうから。

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