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今日の名言 その8

前回は反語的な名言だった。というか名言よ意味の取り違えを指摘する、というイレギュラーさだったが、今回は素直な名言を。ストレートなものが一番心に響くのは間違いない



今日はあんまりメジャーじゃない、でもなんにでも応用できる、そんな名言をご紹介。この作品、他にもたくさん名言があったのだが………その中からひとつ



それでは今回の名言はこちら!!



あさひなぐ 124本目 痛みと喜び
八十村将子
才能なんかじゃないっスよ。
そんなあやふやなもんじゃない。
コイツはそれだけの
稽古をしてきたんス。
それだけの事ッスよ。

この前後も含めての良さ
こちらの話には別にも名言があった


薙刀漫画「あさひなぐ」からの一言。作品については過去に「今日の1冊」で触れている

高校生達の思いが交錯する、とても素敵な部活動漫画。何故読み始めたか今では思い出せないのだが、今見てもいろいろ感動させてくれる



さて本題の名言、言葉の話を先にしよう。上手いこと、上手なことetc…「才能」という言葉で表現されることもある。大谷翔平が今一番わかりやすい人だと思う。彼は確かに才能に溢れているし、それは間違いないだろう。が、そこに至るための努力量がすごいのだ。いくら才能があろうとも、練習してなければ腐るだけだ


この名言は八十村が言っているが、指しているのは主人公東島旭のこと。彼女はひたすら努力の人だ。本当にいい性格…………とばかりは言えない(この漫画、みんな何かしらあるのがむしろいい)が、ずっと稽古をし続ける強さがある。それも才能ではあるだろうが、結局気持ちのチカラがなければつまらない事でも続けられない


実際それが一番難しかったりするだろう。ダイエットに失敗した!という方をたくさん見かけるし、仕事でも趣味でも運動でも、地道なことを続けることは大変だ。まさに本質的な言葉だと思う。まあ前回と真逆なのだが、これもまた真なり、だろう


自分自身もこの言葉を胸に、いろいろストイックにやっていきたいと思う。まあ私の場合やり過ぎてしまうことも否めない。なので程よく、が最もよさそうだ。その兼ね合いは………人それぞれ、丁度いいところを探すことも大切なんだろう。みなさんにも響いたら嬉しく思う

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