シャニアニ1章の感想、あるいは3章視聴後に読み返す恥の記録

おはようございました(浅倉透)。私です。
シャニアニ劇場先行1章を見てきたので、脳から零れ落ちないうちに感想を綴っておこうと思いキーボードを叩きました。
アニメの内容をネタバレしまくるので、避けたい方はブラバをお願いいたします。

著者の簡単な解説

読み飛ばし用一行解説：コミュをちょっと読んでる程度のライトなシャニマスファン

以下冗長な解説(目次から次までスキップ推奨)

箱マスで星井美希のオタクになり、アイマスから離れている時期も長かったがなんやかんやでアニメ放映あたりからデレPになり、今はデレもライブを見つつ担当が来たイベントとガシャを回す程度のライトファンなしがないおじさん。
シャニマスはリリース当初触りぱっと見で樹里が好きになるも、ゲーム部分がだるすぎてすぐ離脱。
にちかWING→ノーカラットの流れでオタクがざわついているらしいと聞き、どれどれちょっと見てみるか……と軽い気持ちで読んで激しく傷つく。ゲーム部分は変わらずだるすぎるのでまた離脱。
なんだかんだ周年ライブは見ており、5th day1現地で公式から置き去りにされ、day2配信業務連絡で何か知らんけど凄まじく長大な文脈の末ルカが加入するらしいことを伝えられ、オタクが絶叫しているのを目の当たりにし温度差で置き去りにされる。
あまりにも置き去りにされていることに腹が立ち(?)、シーズ関連のイベコミュを全て読む。道中激しく傷つきつつもセヴン#スのエンディングで誇張抜きに生まれてから一番泣き、無事シーズファン(Pを名乗れるほどの精神性はまだ有せていない……というかシャニPのことが一人の人間としてとても好きなので、自分と同一視できない)ひいてはシャニマスファンになる。にちかが愛おしくて仕方がないので最近は入手機会があれば金をじゃぶじゃぶ使って過去の限定なども集めている。高山許せねえよ。
上記シーズのくだりからコミュを読むためにゲームのプロデュースもちょっと頑張り、シーズ以外だとイベコミュはイルミネ、放クラは全て読了し、今はノクチルを履修中。他はオタクが騒いでたり気になったりしたのをつまみ食い程度。
P/Sアイドルコミュはあまり読めていない。持っていないので(高山許せねえよ)。
何が言いたいかというと諸先輩方ほどシャニマスに詳しいわけではないので、アニメの小ネタとか文脈とかもめちゃくちゃ取りこぼしてるのは間違いないので許してねって話。

感想：私くらいのファンにちょうどよかった

です。

■ビジュアル
動いてるアイドル達、信じられないくらい可愛い。横顔とか煽りとかちょっと怪しいなってアングルもありましたが、表情と動きが本当に素晴らしかったので些事です。
1話2話で執拗に出てきた汗や雨で髪の毛が顔に貼り付く表現、オタクすき。ウマ娘の雨レース後感。
あとまみみが靴下パンって履くとこエッチすぎてびっくりしちゃった。
あとこれはビジュアル面と言うべきか微妙だけど、各話タイトルのフォント、ダッセェ〜〜〜〜〜〜〜〜。
ハミング使えばええやん……なんであんな無味無臭のゴシックなんや……さすがに仮表示だと思いたいんですが……。

■シナリオ
今のところ普通。
enzaの深さや難解さにどっぷり浸りきった諸兄にとっては圧倒的に物足りないラインでしょうか。とはいえTwitter等でさんざ言われている新規向けでない、に関しては不親切さは確かに感じるものの、全体的にはそう感じなかったですかね。
各アイドルの(少なくとも一面的な)キャラクター像やユニットの雰囲気は十分わかるじゃないですか。「いや、このキャラの魅力はこんな所ではなくて…」「シャニマスらしい深さがない」と言いたい気持ちも分からんではないですが、1クールアニメにそれを求めてしまうのは濃厚なシャニマスを浴びすぎてコモンセンスがバグりかけてると思います。
2~4話のストーリー展開はあまりにも王道というか先が読めすぎて口開けてるだけで入ってきますし、むしろ取っつきやすさを感じました。
とはいえキャラも多いし既存Pへの目配せも大量に散りばめられていて、今のところこのアニメを最大限楽しめるのは、ライトめなシナリオに強烈な不満を感じない且つある程度の履修はできている、ちょうど自分くらいのファンかなという所感。

・覚えてる限りのメモ
真乃WINGやってる時も思ったけど、ただでさえ分からなかったあのスカウト一連の流れがアニメで見せられると更にポカンとしてしまう。
冒頭の教室でのそれとない孤立感や曇天などのメタファーで真乃の内面はある程度描写されてた気はするけど、さすがに置いてけぼり感。
真乃が歌ってたソロ、いい曲すぎん？
・2話アンティーカ回、個人的にはかなり好き。MVシーンは最高だったし5人の(少なくとも表面的な)個性もわかるし、恋鐘のエンジン感も十分すぎるくらい伝わってくる。霧子の羅針盤感は今後の話で描かれることに期待。
ただ監督ネームドにする意味ある？とかバベルシティMVのあとにインストバベルシティはクドいとかの気になるポイントはなきにしもあらず。
・3話アルスト回、何も知らない状態で見たらさすがに味しなそう。男の子の情緒どうなっとるねんとか、甜花ちゃんはともかく甘奈と千雪さんが連日同じ私服着てる筈ないだろ等のツッコミどころや、「未来への憧れ」を唐突に擦り始めて悩み始めるのも若干クドくイマイチ入り込めない感。
アプリコット、甘奈膝まくら、EDクレジット内で寮組で引っ越し蕎麦三回戦などの絶叫ポイントは多数配置されており、本筋じゃないところでたくさん味がするのは良かった。
1~3話までの樹里ちゃん、階段の先の君への回想くらいの感じでひねててレア。3~4話の間に五色爆発の合宿あったのかなー。
・4話放クラ回。俺たちの見たかったアニメ放クラ回がそのままお出しされた感あって最高。夢咲の果穂がとんでもない動きしてて笑ってしまった。最高。
・どの話か忘れちゃったけど、アルストが配信しているのがYouTubeじゃなくてShowRoomとかあっち系の、所謂二次元オタクが普段いなそうなプラットフォームのUIだったのがメチャクチャ良かった(細かすぎる)。
シャニマス世界のオタク(樹里ちゃんのほっぺ、おむ恐、萌夢ちゃん先生などを含む)は二次元オタクではなくリアルアイドルオタクである事って意識してないと忘れがちで、このへんの話で1本note書こうかと思ってます。

2章以降のそれとない予想

イルミネ回と中休み越境回(あるのか？)やってなお半分残るので、そっからWINGの話で最終話まで行くのかな……と考えてたのですが、１クールアニメという事をメタ的に考えるとWINGはサクっと終わらせて、オペレーション・サンタ/1stリアルライブ文脈の283プロ合同ライブの話やるんじゃないかと思ってます。
WING決勝が全部283プロのユニットでライブシーンを矢継ぎ早に見せてくれるのもそれはそれで美味しいんですけど、どうしてもユニット毎の縦割り感出ちゃう気がするので、それを6話分たっぷり使ってやらんだろ的な。
あと最終話はCパートで各視点で空を見上げるストレイ＆ノクチルの面々がドーン出てきて2期制作発表ドーンです。もし違ったら桜の下に埋めてもらっても構わないです(?)。ニューウェーブ主役のシンデレラガールズ3期いつまでも待ってます。

おわりに

何だかんだ言ってますが、自分的にはメチャクチャ楽しめました！！
2章以降も上映され次第見に行って感想を書いて、このnoteでいかに見当違いの事を言っていたか振り返って自傷しようと思います。
それでは今回はこのへんで。お読みいただきありがとうございました。