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noteはじめました。

登録はしていましたが
どう使うか思案していて止まっていたnote。

保護活動を活性化するにあたって
物販の開始も計画しており
幅広い方々の目に留まりますようにと
いよいよ始動することにしました。

<自己紹介>

長いです。

わたしは子供の時からいきものが大好きです。
犬・猫もそうですが、虫や植物、両生類・爬虫類など
結構幅広く好きです。
いきもの好きがだいたい言う
「ムツゴロウ王国に住みたかった」人です。
夢は白い馬に乗って小学校へ行く、でした。
建て替える前の家は母屋の横に小さな納屋があり、
隙間に馬をちょうどつないでおけるスペースが
あったので「ここにつなぐ!」と言っていました。
小学生ながらにアスファルトを歩くときはそれ用の
蹄鉄にしなければならないことなど調べていました。

少し大きくなった時に
それはちょっと難しいことなんだと気づき、
田んぼで捕まえた真っ白な鳩を肩に乗せて自転車で
走り回っていました。
ネットなんてない時代でしたが、
わたしは本が大好きで
家中の本を読み漁っていましたし、
誕生日やクリスマスなどのプレゼントは
いつも図書券だったので鳩の飼育方法や
羽の間引き方も本で学んで飼育していました。
結構なついていたので羽の間引きを延期したその日、
鳩はわたしの肩から電線に。
大変だと思い、
餌をまいたり名前(ぽーという名前でした)
を呼んだり。何時間もが過ぎていきました。
ずっと、ずっと見ていました。
そのうち
「ずっと我慢していたのかな」と思うように。
父・母・祖父・祖母が交代にわたしももとに訪れ、
「もう自由にしてあげなさい」と。
わかっているけど、
きちんと飛び立つまで見届けたいのだ。
頑固にぽーを見つめていました。
暗くなり始めたとき、ぽーは空へ羽ばたきました。
「ありがとう、気をつけてね。」とお別れしました。

まあ、今から思えばちょっと変わった子供。

わたしはとてものどかな住宅街で育ちました。
一面の田んぼ、用水路、草むら。
遊ぶところはいつもそんな場所。
犬は小型犬以外は外飼が基本の時代ですから
みんな玄関横に繋がれていました。
ですので学校の登下校時には近所中の犬や猫に
挨拶をしてまわっていました。

野良猫もいました。
でも、もっと多かったのは野良犬。
子犬から大人までいました。
給食でパンを残しては毎日あげていました。
なついてきたと思って手を出して噛まれるなんて
日常でした。追いかけられて背中に乗っかられて
引っかかれたこともあります。
もちろん野良猫にも噛まれています。
しょっちゅう怪我をしていましたので、
近所の整形外科の常連でした。
でも怖くなることはなく、
噛まれては怒られていました。
わたしは病院が苦手です。いつも痛いから。
小さい頃のトラウマかも。
先生にしたら自業自得ですよね。
おとなになった今でもカチャカチャ器具の音を
聞いたりすると怖いです。

そんなある日、
学校の帰り道に見てしまったのです。

野犬狩りを。

ハッチの部分が観音開きになった保健所の車が
停まっていて、棒の先についた輪っかを
犬の首に引っ掛けて引きずり、
車に入れようとしているところでした。
犬はいやがって鳴いて暴れています。
作業服のような服を着た大人の男の人が
二人がかりで犬を車に押し込めました。
わたしはそれを一部始終見ていましたが
体が固まって動けませんでした。
きっと良くないことが起きるに
決まっていると思いました。
でも、体は固まって動かない。
わたしは何もしなかった自分を責め、
泣きながら帰りました。
「どうやったら助けられるのだろう」と考えましたが
解決の方法は見つからないまま時が流れました。

16歳くらいだったと思います。
当時、
うちにはわたしが拾ってきた猫が二匹いました。
ある日、妹のベッドの下から
「みゃあみゃあ」声が聞こえます。
結構たくさんの声が聞こえます。
え?え?え?と妹と二人で
ベッドのしたを覗き込むと…
うちの猫(2匹ともメス)が子供を産んでいました。
全部出して数えたら14匹の子猫がいました。
2匹の母猫が一緒に子育てしていたのです。
それはもうかわいい子猫たちでした。
父親には隠していました。
乳離れが済んだら
飼ってくれる人を探すつもりでした。

ある日、1匹残らず子猫が消えていました。

「子猫をしらない?」と訪ねたら
「保健所へ連れて行った」と。

妹もわたしも暴れ、暴言を吐き、泣きわめいて抗議。
言い分を全く受け入れてもらえず、
子猫も帰って来ず。

野犬狩りのとき、
子猫のとき、
自分はなんてチカラがないんだと情けなくなり、
自分たちの不注意で消してしまった命の重さに
申し訳ないでは済まないと。
いつか必ず助けると心に誓いました。

それにしても保護活動って壁が高いというか、
ほんとになかなかみつからない。
保護活動という言葉すら出てこない。
困っている猫の手伝いがしたいと里親になりました。
今から思えば、保護主さんにもっと質問して活動を
教えて貰えばよかったんですが、
そんなこと思いつきもせず。
”落ちている猫を拾って飼い主を見つけている人”
という認識で終わってしまっていました。

2018年の8月に
わたしの変な勘違いから慣れていない
野良猫の捕獲が始まりました。
でもこのときは「保護活動」だとは思っていません。
”捕まえる必要がある猫がいるから捕まえる”
それだけ。

探していた猫は1匹。黒猫です。

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話を聞いたあと数日で自宅の裏で見つけました。

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黒猫より1日早くしろまだらの猫も発見。

このこたちがわたしの人生を明るくした
SHIROCURO」のシロとクロです。

捕まえるには
接近できるようにならないといけないので
餌やりを始めました。
毎日餌やりに行くけど全然なつかない。
手を出したら引っかかれる。
わたしは人馴れした猫しか
連れ帰ったことはありません。
どうしたものか…。
しまいめには黒猫のお腹が大きくなってきました。

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インターネットで野良猫の捕まえ方を検索するうち、
愛護センターがヒットし、
推進員さんのリストを見つけました。
全部の方のHPやブログを拝見して
この人!と思った団体に相談メールを送信。
すぐ返事をくださいました。
これからどうしたらよいのか、
猫を捕まえるには捕獲器が必要で、
借りることが出来る。
不妊化手術を行うには
なごやかキャットサポーターという
制度がある、などなど教えてもらって着々と準備。

わたしの初ミッションは
人馴れしていない黒猫母ちゃんと
どこで生まれてるかわからない
生まれて2週間程度の子猫を同日に捕獲する、
でした。今思ったらなかなかハードル高い。
やるしかない!と思ってましたのでアドレナリンが
でまくって結果、やり遂げました。

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子猫はクロ母ちゃんが育ててくれて、
わたしは母ちゃんの世話をしていました。
大人猫だからホント手間がかからない。
子猫がどんどん大きくなって
部屋中運動会のカオスな日々が訪れました。
全員、無事に生後2ヶ月を迎えて初ワクチンと
ウイルス検査を。全員陰性。よっしゃー!

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最初に相談に乗っていただいた団体さんが
譲渡会を開催されていましたので参加させて
いただき、全員飼い主が見つかりました。
母ちゃんはリリース予定でしたが
3ヶ月も子育てを自宅でしていたので、

今更外の世界に戻すには厳しいだろうと思って
永住権を発行しました。
それが一昨年の12月ごろ。

まだ保護活動だと思ってません。

子猫が巣立ち、年が明けたある日。

ふと

「あれ?これって保護活動じゃない?!」
「わたしが小さいときからしたかったことじゃない?!」
とひらめきます。どんくさすぎなんですけど、ひとりですから。
素人がひとりで気付けることなんてそんなにないです。
(そんなことない方々もいらっしゃると思いますが)

転機が訪れました。

やっと保護活動という
わたしがしたくてたまらなかった
仕事を見つけました。
長かった…30年はかかったかも。

そこからTwitterやInstagramを手探りで始めたり
近所で野良猫を見つけてはあとをつけ、
住処を確定して世話をしている人に
不妊化手術の必要性を伝え、
手術をして、
その後の世話に関しても近隣に迷惑が
かからないようにルールを守ってもらうよう
啓蒙活動も併せて行ってきました。
このあたりでは「猫の人」と呼ばれるように笑
今までの活動については改めて書きたいと思います。


<最後に>

大変長くなりましたが
なかなか話すことのない内容なので
最後まで書けて、
それを読んでくださってうれしいです。

わたしのキャッチコピーといいますか、
そんなものがありまして。
自分は何がしたいのだろうと
考えた時に降りてきたのが

「うつくしい いのち、つなぐ。」

つながることで救える命が増える。
人と人、人といきもの。
まっすぐで、きれいな心をもったいきものが
一生懸命生きることを尊重したい。

まだnoteでは自己紹介しか書いてませんが
わたしの活動を応援したい!と
思っていただいたあなた!
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というボタンがありますので
宜しくお願いします。
サポートや売上は全て保護活動に
使わせていただきます。
不定期になるかもしれませんが
収支報告も行います。

活動資金に充てるため、
商品の物販も予定しています。
商品はオールハンドメイドで
試作してもらっています。
完成次第ご案内しますので
宜しくお願いします。


最後までご覧いただいて
ありがとうございました。


「うつくしい いのち、つなぐ」
SHIROCURO

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