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中国最古の温泉地の新造案・・・だったかな?

「中国最古の温泉地に来ないか?」という誘いを受けた。でも招待だから何かアドバイスをしなければいけないはずだ。主旨は忘れたが、良いアイデアが湧いたと自負しているし、本場の北京ダックを食べたのが印象的だった。

はじめに

いつか書こうと思って、下書きに画像をはめ込んでいた。でも行った先の温泉地名がわからない。画像のプロパティではある程度わかるのだが困っていた。そんな時にアマゾンで「中国温泉探訪記」(桂 博史 著)を見つけ、中古本だったので35円ほどで購入した。届いた本は全く新しい本だった。

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発刊は2006年6月。結局売れなくて時間がたったので中古本で販売しているのだろうなあ。送料は300円ほどかかった(笑)

筆者は1970年代後半から温泉ブームが起こり始まるまでの期間、日本の温泉に通って、ブームがおこると温泉のルーツ探しをし始め、最終的には旧琉球の古い温泉地に行き、日本の温泉のルーツは中国にありという事で、中国の温泉を訪ねるようになったようだ。

上記の貴陽の温泉施設開館にちなんだ世界温泉フォーラムに参加した体験が2007年の12月だから、中国での温泉開発が盛んになった頃の話。

日本の温泉入浴のルーツは中国にあり。

筆者の集めた資料と説によると中国で温泉に関する記述がたくさんあり、それが大和朝廷に伝わった。だったら日本でも温泉はあるんじゃないの?と探したら有馬や白浜、道後にあって天皇が行幸した。

筆者は天皇が行幸したのは、寒い時期だったというのが非常に不思議に思っているが、農耕民族は農閑期に温泉行を行ったのではないかな?

天皇が一人で行くわけはない。いっぱい人を連れて行くと思うのだが、それぞれも仕事がある。だからブータンの温泉の利用方法が古代は当たり前だと思う。

世界の温泉利用の一つの流れは、インドから仏教と共に伝わって行った。その流れ上に、ブータンや中国、韓国、台湾、日本の温泉があると思う。

南のルート、タイ、インドネシア・・・ここに台湾も入るかな?

中国最古と言われる温泉へ

2018年6月、神戸空港~北海道~北京~台北~日本という旅をした。

今回は講演というより、コンサル会社のアドバイザーみたいな役で中国最古の温泉地開発の助言をするというような役だったと思っている。

北京から自動車で2時間ぐらい走ったと思うけど、河北省唐山市遵化市にある「湯泉」温泉に行った。

有馬の神社は湯泉神社というけど、ここから来たのかな?

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源泉の・・・中国では龍泉という。あ! 有馬に龍泉閣ってあるけど、龍泉はここから取ったのかな?

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昔の龍泉、

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この建物は「流盃亭」と言って、この溝に温泉を流して酒杯を流す。流れ着くまでに歌を詠み、歌が詠めなければ盃の酒を飲み干す・・・

温泉でちょうど良い燗酒になっているという遊びの空間だそうだ。

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筆者の頃にはなかったと思うが、大きな近代的な宿が出来ていた。

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この宿にも「流盃亭」のレプリカが設えられていた。

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温浴施設に行くと、大きな露天風呂エリアと館内には温泉プールや各種浴槽が整備されていた。

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いつものように大規模な温泉計画の説明を受ける。感覚の違いはあるが、それはそれで良いのだけど、機会があればやりたいなあと思う。だって有馬温泉を一からまるまる計画するみたいなもんだからね

今日は時間が無いので、次回 抜群のアイデアだと思っている話をしたいと思います。














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