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「アナログで変わった正解で」のMVは、ラフイラストをもとにリリックの表示やフォントを確認する0.5校が2021年6月中旬、初稿チェックを経て7月には、ほぼほぼ形が出来上がっていった。

細かい発光エフェクトの調整なども行いつつときちさんからのアイデアも取り入れつつ、ブラッシュアップを重ねて完成。7月下旬には2曲目の「幻愛流(きめる)」の打ち合わせと、歌ってみた2曲の制作もはじまった。

初代shiroANの歌唱キャストとなる逢来りんさんの起用は当然のことながら「アナログで変わった正解で」の楽曲制作時には決定しており、レコーディングもMV制作に先駆けて行われていた。

shiroANプロジェクトのスタートとしては、オリジナル曲2曲と歌ってみた2曲が起点となる。歌ってみたの曲目に関しては何を歌うのかディスカッションをしつつ、当時流行していた「グッバイ宣言」は平子さんがぜひやりたいということとMV制作のコストも抑えられることから、「プラチナ」はいくつかあがった候補の中から選ばれたという記憶だ。

『カードキャプターさくら』の第3オープニングであり、坂本真綾さんの代表曲の1つなので自分の世代としてもドンピシャではある。

「グッバイ宣言」のMVに関しては、オリジナルリスペクトでリリック表示などを合わせていくということで、必然的に方向性は明確に定まっていった。

打ち合わせをしながら「グッバイ宣言」といえばのあのポーズを実際にやってみて、そのまま静止するのはしんどいということを実感してみたりもした。

独自要素として若干腕や指周りが震えているようになっているのだが、これはその実体験をもとに気恥ずかしさを堪えつつポージングをしているshiroANちゃんというちょっとした演出だったりする。

イラスト・音源・MVが同時進行となり、8月の下旬には「グッバイ宣言」もほぼほぼ出来上がり、9月に入って完パケとなった。そんなこんなでMVを作りつつ、shiroANのロゴデザインや夏コミでも若干数販売をしたカセットテープのサンプルやshiroAN Tシャツなども続々と出来上がっていくのだった。

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