タチバナシロウ

フリーの作家。元マーケティングコンサルタント。主にR-18の小説を書いています。2次元…

タチバナシロウ

フリーの作家。元マーケティングコンサルタント。主にR-18の小説を書いています。2次元は表現に限界がないので好きです。感想やお仕事の依頼を頂ける場合は、yoursong1982★gmail.com(★を@に変えてください)までお願い致します。

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【官能小説】お坊ちゃま、性教育の時間です ~お姉ちゃんが全部教えてあげるわ!~

少女の手がかすかに震えていた。  これから自分がすることを考えると、どうしても緊張が胸の内を支配する。自然と心臓の鼓動も速くなってしまう。  ふと見ると、手に汗が浮いている。9月の夜の蒸し暑さが原因ではなかった。少女はポケットからギンガムチェックのハンカチを取り出し、丁寧に汗を拭き取る。 (これは私が望んだことなんだ)  クラシカルなメイド服を纏った少女、姫宮灯華(ひめみやともか)は自分に言い聞かせ、ドアの前で深呼吸を始めた。コンパクトな胸の上に両手を重ねて、大きな猫目を瞑

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    • 【官能小説】JK大家さんはHなお世話がしたい

       悪いことは重なるものだ。  その日、一之瀬裕(いちのせゆたか)はどうやって会社から帰ってきたか覚えていなかった。 「あれ? お兄さん、お帰り。今日は随分帰り早いんだね」   そう声をかけられてようやく、裕はハッと我に返った。何年も見慣れた風景が目の前にあった。いつの間にかアパートの敷地内まで帰ってきていたらしい。  慌てて声の方向を向く。そこには、高校の制服を身にまとった少女の姿があった。 「あ、ああ、美咲ちゃん。うん、ちょっとね……」  美咲と呼ばれた少女の名は、涼谷

      • 【官能小説】元担任(せんせい)! 俺にセックスを教えてください‼

         声をかけずにはいられなかった。  人違いの可能性もあったが、そんなことはどうでも良かった。 「先生? 荒木先生ですよね?」  え、という表情で、小説コーナーにいたその女性はこちらを振り向いた。 「あら、ひょっとして真浦くん?」 「はい! お久しぶりです!」  俺、真浦将吾(まうらしょうご)は3年前に高校を卒業した。3年生のときの担任だったのが、今目の前で微笑んでいる女性、荒木優美香(あらきゆみか)先生だ。  やや茶色のショートボブの髪に、つり目がちの目。右目の下のセクシー

        • 【官能小説】不幸体質な僕がゆるふわ後輩JKに惚れられる話

          「この店は新人にどんな教育してんだっ!」  男は顔を真っ赤にして、テーブルの向かいの雨宮克真(あまみやかつま)に怒鳴った。地下の狭い事務所に広がる怒号は、上の店内にも聞こえていそうだ。 「も、申し訳ありません。秋本にはよく言っておきますので……」 「それだけじゃ不十分だ! 店長を呼んで来い!!」  さっきからこんな問答が20分くらい続いている。相対する克真の両の掌は、緊張と恐怖から汗でびっしょり濡れていた。  出来ることなら逃げ出したい。だが、それはできない。 (くそっ、なん

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