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「頭がまだ回るから ここに残っていられない」2022年10月14日

治ったけど、今日は20時頃まで本当に具合が悪かった。
文字を書いてはいたが、頭が回らない、調子が悪い。気圧のせいか、睡眠不足のせいか……そんなことを考えていたら、余計に悪くなる。負の循環。

それに加えて、ここ2日間連続で腹痛を催している。
腹痛に関しては中学1年生の頃から変わらず、定期的に発症している。高校3年生の時、一度だけ病院に行ったが、医者からは「いや〜、これはまあ、気持ちのせいですよ」的なことを言われた気がする。薬を処方してもらったが、2日間ほどで飲むのをやめた。


今日の腹痛は完全に自分のヘマから生じた。
寝坊したので4限の授業を休んだが、5限の授業は出席しようと思い、最寄駅に向かった。
昨日の腹痛は残っていたが、それはきっと空腹のせいだと思い、普段よく行くケンタッキーに入店した、遅刻ギリの電車が来る20分前に。
頭があまり回らなかったせいか、よく考えずいつもより量の多いセットを頼んだ。

案の定、食えない。時間もない。
でも残して捨てるのは勿体無いと思い、ポテトを口に詰め込み、メロンソーダで流した。

私はちょうど良いと思える量を、普段から食べている筈なのに、何故だ。久しぶりに「満腹」というものの限界を越えた気がする。その結果、5限の授業後に腹痛を催す、辛かった。

これもきっと、気圧のせいだ!


今日は某芸類者(某芸術人類学者)の授業の日だった。
先週の授業内容の実践として「どこでもプンクトゥム」をやろう!という内容だった。

↓その先週の授業について書いてある記事。

プロセスとしては、

  • 1~100の中で、自分の好きな数字を決める(私は64だった)

  • 自分の設定した場所から、先の数字の歩数あるいて、立ち止まる。

  • 立ち止まったその場所で、最低3分ボ〜〜〜〜〜っとする。

  • ボ〜〜〜〜〜っとしていた時に意識した場所をスケッチする。

以上。
「プンクトゥム」は端的に言えば、非意識的に現れてしまうもの的な意味だ。歩数制限により、自分の意図しない場所で立ち止まる。立ち止まり、ボ〜〜〜〜〜っとすることで、新鮮な視界がもたらされる。

私は外に出た瞬間から歩数を数え始めた。
なんとなく歩く中で「とにかく高い場所へ行こう」という意識が芽生えたが、その時はもう遅かった。
近くにある階段を昇ったが、その時はもう50歩を越えている。さらに向こう側にある階段、大股でなんとかそこに辿り着いたが、残る歩数は5歩。柱にぶら下がり階段を6段分のぼる、それを5回繰り返す。

私は完全に疲れていた。30段分ゴリ押しで階段を登ったが、思ったほど高くまで登れていない。しかも、昨日の雨のせいで濡れていた為、座ることが出来なかった。完全に選ぶ場所を間違えた。

螺旋階段の中途半端な場所でうなだれている一人の学生。


一枚目

見上げた時の螺旋階段を描いてみた。描いていると次第に辺りが暗くなっていく。
最初はしっかり描こうと思ったが、難しくて断念。なんとなくで描いてしまったが、思ったよりも良い感じ、な気がする。

描いてみると、黄金比とか、アンモナイトに見えてしまった。それがしっかり、階段であるということを担保するために、留めているボトルを付け足すように描いた。

教室に戻った後で、この絵が螺旋階段であるということを、友達が一瞬で気付いてくれた。びっくり!



二枚目

下にあるものを描こうと思って、地面に敷いてあるタイルの汚れを描いてみようと思ったが、安直だと考え却下。
下に面白いものは無いと思い、見上げた時にあった九号館の建物の外壁にある汚れがオモロいなと思って描いてみた。結局、汚れを描いている。

いや、汚れがオモロいなとは思わなかった。
「こうみてみると九号館って大きいな」と思ったから描いた。だからまず、建物がしっかり描かれている。汚れは付け足すように描いた。

そのことを講評では言わなかった、何でだ?


二枚目の絵を描いて、そういえば自分は巨大なものが好きだよな、と思った。
その源流は、幼稚園のころ恐竜が好きで、幕張メッセや科博で開催された恐竜展によく行っていたことだと思われる。巨大な骨格標本が好きだったが、それ以上に恐竜のロボットが好きだった。

実際に観た中で、特に印象的だったのは群馬県立自然史博物館で見た、実寸大のティラノサウルスのロボット。微妙にぎこちない動きをしていたことを思い出す。


あと、当時は将来、絶対に福井県立恐竜博物館に行くぞ!と考えていた。
フタバスズキリュウなど、この土地で新種の恐竜が見つかるほど、福井県は日本における恐竜の聖地だ。


そういえば、自分がローラーコースターが好きな理由って、かつて好きだった恐竜の骨格標本に似ているからなのだろうか。きっとそうだと思う。


そのような「巨大なもの」の派生として、私は東京湾の沿岸の街にある、ゆりかもめのレールや東京ビッグサイト、夢の大橋や東京都虹の下水道館などの特殊な造形をした巨大な建築も好きだ。

東京都虹の下水道館

そこには巨大な、圧倒的存在感の非日常がある。見上げるとその壮大なスケール感に眩暈がする、畏怖を感じる。

そんな感覚をもたらすような作品を制作したいと考えているが、資金や場所の問題なので不可能なのが難しい。
それでも、何かしらのやりようはあるんじゃないか、みたいな話を少しだけ友達とした。

また、巨大物恐怖症、メガロフォビアなるものがあるらしい。

やっぱり写真で見ただけだとパッとしない。
これは実際に巨大物を眼前にして、そのスケールや空間を感じ取ることでもたらされる。私はそれを求めているが故に、お台場などの街へ散歩に行く。


あ〜〜〜〜〜、今から色んな課題をやらないと。やりたくない!
変な夢だけみてた その端には君もいた!

また明日。

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