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抹茶、和菓子に心奪われる日々。

地元のスーパーに売っている、ナンバー2くらいのお抹茶を買った。ナンバー1は数グラムで千円。お高い。夫の実家では休日の朝、一服するのにお母さんが抹茶を立ててくれる。ご自身で作った抹茶茶碗と共に。その時には、なんとこのナンバー1が使用されている。お母さんありがとう。

ナンバー2も二番手と思いきや、ふかふかな粉でお湯を注ぐと若草色みたいな鮮やかな緑。お気に入りの白いマグカップに注ぐ。社会人になって気合い入れて買った思い出のマグカップ。
白と鮮やかな緑のコントラストに心奪われる。味も勿論のこと、このコントラストが見たくて、抹茶さんを選んでいると言っても過言ではない。

今日のお供は以下二点。砂糖と小麦を絶っていたのに久しぶりに食べたら美味しさに目がくらんだ。

レンチン30秒。ほかほかトロトロのカスタードの所とシャリっとバニラアイスみたいな所を交互に食べる幸福。今川焼ならではのこの皮の香りも堪らん。夫に隠れて5つ全部食べた。

鮎釣りも好きだけど、和菓子の鮎も好き。塩気のある生地に包まれたもちもちの餅。餡子の入っているやつも好き。甘いしょっぱいのループ。何よりちょっと惚けたようなつぶらな瞳が愛おしすぎる。スーパーで見つけたら一匹は連れて帰ってしまう。

もっぱら和菓子に目がない。和菓子の好きなとこは、日本人らしい細かな季節の移ろいを感じられること。洋菓子も勿論美しいけれど、和菓子たちの慎ましい佇まいに心惹かれる。明日は休職してから初めて、友人と会う。お持たせにはやっぱり和菓子。心地よい時間のお供になると良いなと思う。