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軽トラの移動美術館で巡る意味


昨日は、隣町の浦幌町へ。

図書館まつりに合わせて、

軽トラの移動美術館「Art Van 福寿走」出動しました。


本好きな方がいらしていることもあり、

予想以上に、興味を持って見ていただき、

絵本も随分とお持ち帰りいただきました♡。


もともと福寿走は、夫であるまちゃさんの想いがあって、始まりました。

いくつか理由はあるのですが、メインとして、


「美術館のないところに、良い作品を届ける」


というものがあります。


私は、油彩を趣味で描いていた親の影響や、上野が近かったこともあり、

子どもの頃から、美術館が庭のようなものでした。

一時は、オタク並みに通っていました。

一方まちゃさんは、岩手県出身で、

大学で東京に来て、そこで美術館と出合ったそうです。


よく、私は、うらやましがられていました。


今回、ひとりの小学五年生の女の子が、

中に入ったり、椅子に乗って近くで見たり、

半日ぐらい過ごしてくれました。

趣味で、油絵を独学で描いているとのこと。

絵を始めたきっかけもなかなか。

学校のとある先生のおじいさんが、

油絵を描いていらして、

彼女曰く。

「遠くから見ると写真みたいなのに、

近くで見ると、ざっくり、なんだか雑に描かれていて、

すごいと思った!」


この感受性も素晴らしいけれど、

出会いって本当に宝物だなぁ、と

改めて感じました。


私たちがやっている福寿走の、

成果の見えづらい活動のなかで、

なにかの役に立てたのかなぁと感じられ、

満たされた想いでした♡。


帰り際、私たちが片付けを始めると、

彼女のひとこと。

「あぁ、終わっちゃう〜。

いっぱい目に焼き付けておかなくっちゃ‼️」

ジーーーーん。


福寿走に、

私たちに、

出逢ってくれて、ありがとう♡


すてきな絵描きさんになってね。

いや、多分もうすでに、

すてきな絵描きさんなのでしょうね♬





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