当事者意識を圧倒的に

先日、新庄剛志さんの日本ハムファイターズ監督就任記者会見がありましたね。北海道が盛り上がることは間違いないですね。さすがの人選だと思います。

新庄さんは華やかな方でその派手なパフォーマンスばかりがメディアに取り上げられることが多くありますが、実際は極めて理に適った人格者です。僕も野球に血眼だった時期があり(最近)、その時に新庄さんのYouTubeチャンネルを拝見しました。少年野球指導をしている中で、彼が発した印象的な言葉があります。それは外野手の選手へ伝えた「27個のアウトは全て自分が捕るつもりでいろ」。技術的な事よりも、まず野球をするスタンスとしてバッターから最も遠い野手達に対して当事者意識を植え付けているのです。キャッチャーフライさえ捕りに行く意識と緊張感があれば、何だって捕れるということです。


これは仕事にも通じる考えであると思います。会社では自分の業務と直接関係がないであろう様々な事象が日々起きています。それらを対岸の火事と思うのではなく、自分の内面に責任の一端を感じ、自分に何か出来ることがないか?出来たことはないか?と捉えることは大事なスタンスです。

例えば、本社は人が沢山増えました。もっともっと増やしていきますが、その反面、人が増えることで分業が加速し、仕事の垣根が明確になったせいか、27個のアウトを全部取るような人はいなくなってしまいました。痛し痒しですが、もっと守備範囲広げていい気がしますね。

新庄さんがおっしゃる通り、当事者意識って後天性なんですよね。だから誰でも身に付けることができる。年齢も経験も関係なく、自分自身が決めるだけのこと。

そういえば店長会の淺田くん、圧倒的な当事者意識でしたね!

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