バット振らないと、球はあたらない

昨日は久々に全国の店長に集まってもらい、店長会を実施しました。結果的にコロナを言い訳に怠ってた反省もあり、こっからしっかりと向き合っていこうと考えてます。

昨日の参加者の日報見てると、それなりに悲喜こもごもあったのだなと見て取れましたが、そこには大きな勘違いがある様な気もします。

全社総会でも触れましたが、シロの人事は「任用」です。立派に成長したねっていう満を辞した「昇格」ではなく、要は単に任せてみたいということなのです。これについてはかくいう僕も同じです。社長なんてまだまだ出来てません!だけど、任せてもらうチャンスをいただいたのです。なので必死に考え、悩み、動き、失敗し、反省し、鼓舞し…の繰り返しです。

じゃあ店長会に参加した店長たちが何を勘違いしてるか?

それは「出来なきゃいけない」と思ってることです。それは間違っていて、出来なくていいんです、僕は任せてみたいだけなのです。もっと言うと、出来ると思ってないんです。

なので月初の店長会は、具体的な業務内容やお店で起きてることに脇目もふらず、育成だけを考える場なのです。言わばトレーニングの場です。失敗オッケーが公然と許される場所です。けれどトレーニングなのに、トレーナーの動きだけを見て「ふむふむ」って言ってたって当の本人が身体を動かさないと何の変化もないですよね。研修の場で例えるならば、黙ってて自身の考えを伝えないならば何も身につかないです。ましてや研修の場で考えを伝えれないのに、お店に帰って伝えれる訳がない。

バットは振らないと、球は当たりません。

見逃し三振する人は、参加しなくていいとはそういう意図があるからなのです。


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