想像じゃなく、目で見る

50前のおっさんがなかなか恥ずかしいですが、結構ドラマを観ます。
年甲斐もなくキュンキュンしたりもしますし、何より割と得ることも多いし、気分転換にいいですよね。

さて今、難聴障害を持つ方やろう者の方に関するドラマを観てます。
とあるシーンで、ろう者である女の子がウィンドウ越しにハンドバックを眺めているシーンがありました。ドラマではよくあるシーンですが、なんかそれが執拗な感じがしました。
で、そこで初めて気付いたのですが、ろう者の方は手話をする必要があるのでハンドバッグって難しく、リュックの方が行動しやすいのでは?と。
確かにその女の子はリュックを背負っていたので。

僕は常々、自分の性格を少し呪うぐらいに俯瞰で物事が見える人になりたいと思ってました。
それは目で見たものだけでなく、空想ででも同様にそうありたいと。
しかしながら、このドラマのそのシーンを観た時、やっぱり普通には想像できないことって世の中にはいっぱいあって、それらを気付けないままに生きていくと、時に人を傷つけることがあるんだなと痛感しました。

実際に見えてることこそに、真実がある。
かくいうシロも現地現物主義。
想像だけじゃダメ、目で見て感じることが全てですね。


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