選択と集中

人生は短いから「選択と集中」が大事と言う事はよく言われる。ただそんなに選択と集中をうまく使えないのが私の人生である。

本当に選択と頭を集中するとそれは、1つのこと以外を全て捨てるということである。絵描きになりたかったら、ファッションも料理も人間関係も社会性もコミュニケーションも捨てるということだ。

この場合問題となるのは、それで幸せなのかということと、それで夢に本当の近づくのかということだ。1つに集中するよりも力を抜いて複数を一度に行った方がQOLは上がるかもしれない。また、絵描きになりたい場合に必要なのは絵のうまさだけではなく、社会性やコミュニケーション能力かもしれない。

私の場合は1つの夢に出会った時にはそれ以外を全て捨てた。ファッションや周りとの交流よりもそのための努力を優先させた。最近になってやっとコミュニケーションなども大事だと思ったり、ファッションに興味が出た。めちゃくちゃ楽しかった。楽しかったが、同時に不安も感じていた。1つだけに専念しないことによって、周りの人よりもその分野で遅れることに焦っていた。

結果的に1つに専念するか、幅広くやるかはさておき、私のメンタルは幅広くやることに相性が悪いらしい。そう思って、最近は1つにまた専念そい始めた。1つに専念するということは常に夢を意識し、そこまでの道を確認する。そこまでの道がボロボロすぎて不安にはなるが、自分がそれに対処しているという自己肯定感が上がる。私はこの自己肯定感が欲しかったようだ。

辛い環境で自己肯定感を上げ、体をボロボロにし、完全燃焼して死んでいきたい。


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