「No Pain No Gain」~タルムードに学ぶ成功哲学~

犠牲なくして成功なし。
これを象徴するようなエピソードを共有させていただきます‼︎

ユダヤ人の考え方の基礎となっている書物「タルムード」の日本語訳版から勉強させてもらった内容です。

ユダヤ人とは？
→世界人口の0.25%程だけど、ノーベル賞受賞者の20%がユダヤ人と言われていて、Forbesが公表する世界の長者番付で常に上位にいる方々で、頭がよくて人生がうまくいっている人が多い印象を受ける方々です。

~物語~

ある場所に3人の兄弟がいて、10年間それぞれが冒険して「1番不思議だったものを一個持ち帰ろう」と話し合って、冒険に出かけました。

長男は、世界の隅々まで見渡せるガラスのコップを発見しました。

次男は、鳥よりも高く早く飛ぶことができる魔法の絨毯を入手しました。

三男は、不思議なザクロの木に実ったザクロの実を持って帰りました。


10年後、3人が集まってお互いに集めたものを見せ合いました。
長男がガラスのコップを使ったところ、とある場所の姫様が倒れているのが見えました。
これを見た3人兄弟は、急いで次男の魔法の絨毯を使ってお姫様の場所まで飛んでいきました。
重症で倒れているお姫様に三男が見つけてきた魔法のザクロを半分に割って食べさせたところ、立つことすらままならなかったお姫様がすっかり元気になりました。

この姿を見た王様は3兄弟の誰かがお姫様と結婚してもいいと発言しました。
お姫様はそこで、一人一人に質問をしたいと言ったのです。

→あなたがお姫様なら、どんな質問をするでしょうか??

長男へ「その望遠鏡のようなコップは今でも元のままですか?」「はい」
次男へ「その絨毯は今でも空を飛べますか??」「はい」
三男へ「食べさせていただいたざくろは今でも元のままですか??」「いいえ、残り半分しか残っていないです」

これを聞いたお姫様は、三男と結婚することを決めます!!
なぜか、自分の大切なものを差し出してまで、自分を救ってくれたから、です。

「犠牲なくして成功なし」
失ったものの大きさと成功は比例する‼︎
を象徴するエピソードです。

見返りを求めず自分の信じた道に従って、捨てられるものは捨てていくからこそ、得られるものがあるという事です。
人間には空白を埋めたいと言う欲求があるので、捨てたことで空いた時間やかからなくなったお金は、それ以上に価値のあるものに変えようとします。
人生を良くしていくためにも、意識的に空白のある暮らしを心がけて、思い切った決断をしていきます‼︎

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