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ちっぽけな夢。

僕です。

今回で2回目の投稿になります。
前回の投稿『僕と梅農家さんの物語』から
カズカさんのご好意もあり
オンラインショップで販売させていただく事になってから福井県の希少な青梅『紅映』が嬉しい事に毎日数点多くの方に購入していただいてます。
ご購入された方々
ご夫妻も大変喜ばれております。
本当にありがとうございます。
感謝しております。
それと同時にもう一つ
個人的に嬉しい事があります。
オンライン販売を始める前までは
ご夫妻とは二ヶ月に1度程度
電話でのお互いの心境やちょっとしたやりとりばかりでしたがオンライン販売を始めてからは
毎晩ご夫妻に電話やLINEでの
やりとりなどしています。
毎日受注のお知らせとは別に
『今日はこんな事やあんな事ががあったよ』
など、たわいも無い日常会話が毎日出来て
僕は嬉しく感じてます。
そんな会話の中でお母さんが
『ここ最近、今日は何個受注あったよと連絡くるのが毎晩楽しみで楽しみで
この一言。
何故かこの一言が凄く喜んで頂いてるって思った反面僕の中の何かが動いた

現状、ありがたい事に毎日一件は受注がある。
Twitterで知り合った方々や
イベントで知り合った方の
ご協力があって今の結果に繋がっているのは
僕自身一番理解しています。
その反面コレは本当に『タイミングや運』があってたまたま受注して頂いた”偶然の産物”でもあるとも思っている。
SNSはナマモノだ。
Twitterならツイートして7.8分で
鮮度は落ち始める。
誰かのアクションが無いと無限に湧いて出てくるツイートのタイムラインに埋もれていき
やがてツイート自体の鮮度はなくなり
闇の彼方に葬られる
毎日何かとツイートをしていれば
自ずとわかる事も沢山ある。
Twitter独自のアルゴリズムで構成されている以上いい内容であろうがなかろうがプログラムには限界がある。
オンライン販売を開始して10日間はなんとか
誰かの元に届いたSNSでのご紹介や
ツイートだっただけであって
11日後はどうなるか?12日後はどうなるか?
なんて誰も解らない
唯一ハッキリと解っている事は
『このままではいつか受注が無くなる』って
甘く無い現実に直面することだけは
ハッキリしている。
『いつも楽しみにしている連絡が無くなるとがっかりするんだろうな。』や
『もし明日受注が無くそんな連絡をしたら寂しい気持ちになるんじゃないか?』
ふと自然と自分の中で不安が湧いてきた。

無職のニート生活をする前は
ずっと必死に働いた。
吐血しながらでも、点滴しながらでも、病院から脱走しながらでも直向きに仕事をした。
綺麗事ではどうにもならない厳しい現実の中でビジネスを続ける事は何一つ
油断することなんて許されないし
そんな甘い『覚悟』では出来ないからだ。
ただ単純に『仕事が無くなる』って
恐怖心を消す為に。
経営すると言うことは
庭で飼っている池の鯉みたいに定期的に誰かが餌を与えてくれるわけでも無く
じっと与えられた何かをこなしていたら
一定のお給料が貰える訳でも無く
定められた時間さえ経過したら好きた時に
帰宅して充実したプライベートを
楽しめる訳でも無い。
商売やビジネスはホント戦争そのものだ。
弱いものは殺されて、強いものが生き残る。
勝ったものには
『穏やかな日常』と『何気ない生活』が
得れられ
負けたものは問答無用で地獄に落ちる。
何も得る事など出来ず一瞬で終わる。
単純明快。ホントシンプル
だからこそ『勝つ』事が最も難しい。
そう。僕が今やっている事は遊びではない。
『紅映』を多くの人々に知ってもらい
一人でも多くの人に買って頂く
商売でもありビジネスだ。
福井県の僕の大好きなご夫妻が
愛情込めて作ってきた
一年で一ヶ月しか世の中に出回らない最高な『紅映』
今回ご好意があり代行ながらも
取り扱わせて頂いてのは紛れも無い事実。
そして買ってもらうからには
やっぱり最高に喜んで頂きたい。
プロが作った最高のモノこそ価値があり
最高の形にして届けたい。
それが今の僕に与えられた
使命感と再認識した。

僕自身も
1キロ1万円で15キロを受注した『紅映』
寄付金も込めて買い取った経緯もあるので
正直こんな馬鹿げた価格で取引など
ご夫妻と僕との関係がなければ
絶対成立しない。
ただ、買わせて頂いたこの
『紅映』の背景には必ずしも
ご夫妻が汗水垂らして一生懸命作られた
『紅映』である事には何も変わらない。
そう思うと、どうしても最高の形にしたい。
『紅映会』を作ろうとアイデアが浮かんだ時
前回紹介した書道家の太田さん直々にオリジナルラベルの話を提案をして頂いた。
ただただ嬉しかった。
誰よりも率先して『協力したい』と
言ってくれた事が嬉しかった。
プロの書道家が協力してくれるなんて思ってはいなかった。
せっかく出来上がった作ってくれたモノを
適当には扱いたくなかった。
スマートフォンのカメラで撮影して
多くの方々に見てもらうのは嫌だった。
どうしても
プロのカメラマンに撮影してほしいと思う気持ちが一層強くなった
ただ僕は運が良かった。
以前Twitterで繋がって一度お会いし食事をした事があるプロカメラマンの岸本さんが一番に
頭の中で出てきた。

思った瞬間にはDMで連絡をしていた。
ホント世間知らずの僕は
プロカメラマンは何でも上手く撮れる!と
謎の自信に満ち溢れていたが
実際そんなに甘くなかった。
岸本さんは
『人間を撮る』スペシャリストであり
『モノを撮る』事には自信がないと
正直にお話ししてくれた。
だけど、『我がまま』な僕は
どうしても諦める事が出来なくて、
無理矢理お願いした。
電話越しに頭を下げてたのはここだけの話。
そんな的外れで専門外の
お願いも最後の最後は引き受けて頂いた。
ホントありがたい限りです。
撮影当日、岸本さんの仕事場でもある
撮影スタジオに書道家の太田さんと
招いていただき撮影現場を見学させて頂いた。
いやホントプロが写真を撮る姿って
めちゃくちゃ凄かったしかっこよかった
自信がないとおっしゃっていたが
どれもこれも僕にとっては全て
素晴らしい一つの『作品』だった。


実を言うと僕はTwitterを始めて半年ぐらい。
無職になり色んな人たちと繋がっていくうちに自然と
『Twitterで繋がった方々と何かビジネスをやってみたい。』と
僕の中で漠然とした無計画で馬鹿げた
『ちっぽけな夢』があった。
昔の僕から到底考えられない事である。
そんな中でもTwitterでプロの書道家と繋がって
プロのカメラマンと繋がっていくのがTwitter。ホント奇跡的な何かの縁
その縁が僕の『ちっぽけな夢』を
最高のコラボで実現する事が出来た。
こんな最高なものは絶対市販では買えない
繋がりがあったからこそ再現できた。
唯一仕事が『楽しい』と思える一瞬とは
絶対この事だろう。

全て揃った。
急いで僕自身もオンラインショップ立ち上げて
プロの書道家のラベルや

プロカメラマンが撮影したサムネ

福井県のご夫妻が作った希少『紅映』

『紅映』と言う梅が結んでくれた
最高のご縁
”『紅映会入会記念キット』”と言う
最高の形で販売いたします。
立ち上げた僕のオンラインショップでも
カズカさんのショップで販売させて貰っている
『紅映』2キロ5キロを数量限定で
販売する事にしました。
傲慢でただの自己満かもしれない。
そんな事どうでもいい。
収穫時期終了迎えて、ふと振り返った時に
全く何もしなかった事を後悔するより
自分が出来る事をやって結果的に失敗して
成果に繋がらず後悔する方が1000倍いい。
ただただ毎日楽しみにしているご夫妻を裏切りたくなくて、がっかりさせたくなかった。
ホントそれだけ。
ましてや今回の企画に関して
何一つ失敗などしていない。
むしろ僕自身の『ちっぽけな夢』が
実現出来た事は成功ではないか。
Twitterからの沢山の出会いがあり協力があって
初めてここまでたどり着いたのは何かの縁。
オンライン販売する方法一つであっても
沢山の人に色々教えて貰えたお陰で出来たのもTwitterからのご縁。
簡単に作れると思っていたが実際やってみたら
意外とそうではなかった事も事実。
やはり世の中は何一つとして甘くはない。
と改めて認知出来た。
これだから人と繋がる人生は面白い。
無事に『紅映会』もお申し込み可能まで
出来上がりました。ありがとうございます。
紅映会入会記念キット』は数量限定です。
発送は6月21日以降になります。
尚、売上金は全て梅農家さんに
来年も最高な『紅映』を作って頂くために
寄付金として贈らせていただきます。

残り約10日間。
福井県の『紅映』は
一年でたった1ヶ月の物語は終わる。
またこんな形で来年企画するかしないかは
正直今の時点ではわからない
ただ、来年は来年の僕や
その時に繋がった人たちが
なんとかやると思っている。
なぜそんな事を言い切れるのかって?
僕の事を世界で一番理解していてるのは
僕自身であって
実際に僕の『ちっぽけな夢』を実現できた
今の僕が言っているから間違いない。

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