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ちっぽけな違和感に気づけることがものづくりの原点
zoom中、横で「オエー」と吐き出したみっつ。
2回目の吐き出しの時に、いつも遊んでいるおもちゃが出てきたので、ちょっと安静にしてね、とケージに入れる。30分後、聞いたこともないケージを破壊している音が聞こえたので、行くと、本当にケージを破壊してる。。ペットボトルのフィルムを爪と口で剥がし、トイレの猫砂はひっくり返し、虎のようにケージを食いちぎっているネコ。「ここから出せーーー」と、言わんばかりにね。犬は飼い主に逆らったりしないけど、ネコは自由を奪われると怒るのね。まるで私みたい 笑
今日はものづくりのお話し。
私自身、物を作るときに大切にしていることは、
「自らがユーザーになっている」かどうか。
社長である前に、SHIROのユーザーとしてその製品と向き合えているのか、
いつも自分に聞いています。
その製品を使い続けたいかどうか、は、
自分が使う側のユーザーの立場にならないと、
判断できないことだし、
判断しちゃいけないこと。
経営者や、経済人の立場で判断すると、
結果、世の中にゴミを作ることになるし、
ましてや、エシカルや環境問題に取り組んでると言ってる割に、
そんな物を世に出しては本末転倒なのだ。
組織の中にいると、
仕事を作業と思ってしまうと、
ちょっとした、
ほんの少しの違和感を気づかなかったことにしがち。
でも、そのちょっとした違和感こそが、
ユーザーの誰もが感じる違和感なのだから、
だからこそ、物を世に出すときは、ちっぽけな違和感を全て潰し、
気づかなかったことにしないで、
発売まで毎日毎日、
「本当に毎日使い続けたいものになっているのか?」を自分自身に問うことが、
1番のものづくりと、私は思っています。
メーカーであれば、いとも簡単にできてしまうものづくりだからこそ、
そこは丁寧に、自らに問いかける日々が大事だなと、
ふと、企画での打ち合わせをしながら感じました。
数字や分析でははかりえないことが、
ものづくりなのだから、
自分の心に正直に、そして、丁寧にね。
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