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しあわせ

私は4人兄妹の末っ子に生まれたことで、他人より多くの人生を見送っている。そして、見送る側と見送られる側の両方を体感することができている。母はしばしば“あの子は、今の選択で正しかったのか”という旨の発言をする。私は、一緒に彼等の変化について回想する。結論は、正しかったというより、彼にとっての最善・最良なのではないかというところに落ち着く。おそらく母は、彼等以上に彼等のことを想っているのだと思う。しかし、それは例え愛だとしても、正しい/正しくないを決めるのは本人以外に有り得ないの

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