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シーカヤックの聖地・知床!カナヅチの私がこの夏ハマった海のアクティビティ

※こちらの記事は2020年8月5日のブログから移行したものです。

こんにちは。スタッフのもりです。

知床にも夏がやってきました!

昨年12月に東京から引っ越してきた私にとって、初めての知床の夏。

半年前は真っ白だった景色も、一面が緑。

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(原生花園)

ちなみに春は、来たのかどうかよくわからないくらい一瞬でした。

「いつまで冬なの?」と思いながら、ダウンジャケットをいつクリーニングに出したらいいのか迷っているうちに、夏になってました。

クリーニングにはまだ出せていません・・・

画像2​(鹿からも引かれている)

そんなことより!いま私には時間がありません。

知床は、山あり!海あり!森あり!で、様々なアクティビティが一度に楽しめるアウトドアには最高の場所。

野性味たっぷりの広大な自然を遊び尽くすのに、知床の夏は、短すぎる!!

ということで今回挑戦したのは“シーカヤック”。わたくし初体験です。


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※シーカヤックとは?

海で使うよう設計された、小型カヌーの一種。とっても軽量で小回りも利くので、初心者の方でも操作がしやすいのが特徴です。水面との近さも魅力の一つで、自然をより近くに体感することができます。穏やかな波の時はゆったり景色を見ながらの散歩、激しい波の時は乗り越えていくスリルなど、場面によって様々な楽しみ方ができます。(知床アウトドアガイドセンターさんサイトより転載)


シーカヤックの持ち物と準備をチェック!

今回お世話になったのは、知床アウトドアガイドセンターさん。

ツアーの前に現地で用意された専用ウェアを身に付けるのですが、Tシャツ・短めのズボンなどの動きやすい格好で現地に到着するのがオススメです。

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(専用ウェアを着用)

天気がいい日には特に、日焼け止めをお忘れなく!ツアーが始まる前に塗り直してください。太陽なめたらアカン。サングラスや帽子なども日除けに効果的です。

北海道知床といえども、暑い日は暑い。水分補給のための水筒なども必ず持参ください。

オールを漕いでいると喉も乾いてきます。

そして写真を撮りたい方は、ぜひカメラや携帯の防水カバーをご持参ください。このような首掛けタイプがとても便利です。

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ウェアを着たらカヤックの基本動作について学びます。

カヤックの乗り降りやオールの持ち方、オールを漕ぐときのコツ、注意点など、十分に時間を取って丁寧にレクチャーして頂けるので、初めてでも安心。

基本動作を確認したら、いよいよツアースタート!


これぞ知床シーカヤックの醍醐味!100m級の断崖絶壁

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普段は車で走る海岸線も、海側から見ると全くの別世界・・・

暑い風と冷たい風を感じながら、ここがどこなのかも忘れて、ただ目の前にある自然に没頭していきます。

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垂直に伸びる100m級の断崖絶壁。乗っているカヤックがすごく小さく見えます。

鳥の暮らしも垣間見えました。陸ではなかなかお目にかかれない珍しい鳥も。

普段は遠くから眺めていた、気持ちよさそうに飛ぶかもめとも、今は同じ目線。

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(のんびりお食事中)


あの定番の観光スポットに“触れる”?!


なんとツアーでは知床の定番スポットである「乙女の涙(フレペの滝)」と、「男の涙(湯の華の滝)」も目の前にすることができました。

カヤックから眺める滝!

小さく写っている黄色いものが乗っているカヤック。小さい〜。

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いつもは眺めていただけの滝が、手に!

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知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った断崖の割れ目から流れ落ちていることから、地元では「涙」に例えられるようになったそうです

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自然のサイクルって美しい。


知床観光の醍醐味は、自然や動物と人間が近いこと

遠くに見える清々しい山々、緑一面の広大な畑、移動中に偶然出会う夕陽の美しさ、空と海の青い世界。

知床にいると、“何かを見るぞ”と意気込まなくても、それはふと現れます。

鹿や狐に出会うことは日常茶飯事、ばったり熊に会うこともあります。

ここにいるだけで、知床の雄大な自然は存分に味わうことができます。

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しかし、ぜひ自然の中へもう一歩踏み出してください。

あなたの知らない世界が、あなたを待っているかもしれません。

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浜へ戻る途中、甘い匂いが。

ガイドさんいわく、お天気がよい日は森が温まり、海の方へ木々の香りが漂ってくるそうです。

ここでも、海と森がつながっていることを感じました。

知床でシーカヤック、最高の思い出になりました!


スタッフ もり


<シーカヤックツアー概要>

所要時間:3時間(着替え・レクチャー含む)

服装:Tシャツ、ハーフパンツなどの動きやすい服装、帽子

持ち物:日焼け止め、サングラス、飲み物、携帯やカメラの防水カバー