“e-bike”で知床の大自然を満喫!
※こちらの記事は2020年6月19日のブログから移行したものです。
こんにちは。スタッフの山田です。
5月某日、快晴の土曜日、電動アシスト自転車“e-bike”に乗って知床峠に行ってきました。
┃e-bikeとは?
e-bike(イーバイク)とは、マウンテンバイクやロードバイクなどのスポーツバイクに、電動アシストの機能がついた自転車です。
普通の電動アシスト自転車よりも速く、段差や悪路など荒れた道も走行可能。
坂道の多い知床ウトロ方面も快適に走ることができます。見た目もかっこいい!
┃初e-bikeで、知床峠へ!
実は私、斜里町の隣町清里町の出身ながら知床峠に行ったことがありませんでした。初めての知床峠に初めてのe-bikeで挑戦。
今回知床峠へ案内してくれるのは、台湾出身で知床ウトロ在住歴6年のランちゃんです。
▼道の駅シリエトク〜知床峠 ルート
(1)道の駅シリエトクから出発
(2)知床自然センター
(3)知床峠に到着
※片道
5月の知床はまだ少し肌寒さもあるのですが、この日は雲一つない快晴でTシャツ1枚でも過ごせる気温。まさに自転車日和。キラキラの海を眺めながら、心もどんどんほぐれていきます。
海沿いの道を過ぎると、いよいよ坂道。ここでe-bikeのアシストを2段階あげ、まずは自然センターまで。普通の自転車だと登れないような坂道を、グングン上って行きます。
しかし、いくらe-bikeが優秀だとはいえ、日頃の運動不足でたるんだ体にこの坂道はなかなかキツく、自然センターにつく頃にはヘトヘトに。ここで少し休憩です。
自然センターには知床の食材を使用した軽食やコーヒーを楽しめるカフェも併設されています。
一息ついたところで、ここからが本番。いよいよ未体験ゾーン知床峠へ。
・・・と、意気込んでみたのはいいものの、どこまでも続く坂道に本当にゴールできるのかと少し不安に。「あとどれくらい?」と何度もランちゃんに確認。あきらかにペースが落ちていきます。
もう限界かも・・・と思い始めた頃、
羅臼岳の頭が見えた!かっこいい!
なんだかテンションが上がって、ペダルをこぐ足にも力が入ります。
そして・・・
ドーン!!羅臼岳!最高!
映画の中にいるみたい。ロードムービーの主人公にでもなったかのような気分です。
走り始めてから2時間半、まだまだe-bikeで走っていたいような気持ちになってきたところで、ゴール。
ついに知床峠に到着です。
すごく遠くへ旅に来たような気分。
標高は738m。まだ涼しく雪が残り、水芭蕉が咲き始めたところ。初夏から春へ季節が一つ戻ったような不思議な感覚に。
普段写真を撮られるのが苦手な私がこのポーズ。このポーズから楽しさと解放感が見てとれます・・・
初めての知床峠がe-bikeで本当に良かった。車で来たらこの感覚は味わえなかっただろうな。
あとは一気に下るのみ。登りは約2時間半かかった道を、約30分で駆け下ります。これはもう、気持ち良いの一言。撮影担当として同行した夫が、猛スピードで走る中で発した「風になったみたい」という言葉。言いえて妙。
あっという間に道の駅に到着。いやー、想像以上に楽しかった。知床峠にいたのが随分前のような、すごく遠くへ行ってきたような、とても濃い時間でした。知床峠に何度も行ったことがある方にも是非体験していただきたいです。
次はe-bikeで知床五湖にも行ってみたい。
┃どこでe-bikeをレンタルできる?
e-bikeは2020年現在4拠点でレンタル可能です。
・知床第一ホテル
・北こぶし知床
・知床サイクリングサポート
・知床自然センター
6月は地元住民限定で無料レンタルキャンペーン実施中です。
7月から知床来訪者向けにもレンタルスタート!
ご予約はこちらから
https://shiretoko.myshopify.com/collections/e-bike
ぜひe-bikeで知床を体感してみてください。
スタッフ 山田