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【読書メモ】二重太陽系死の呼び声(ニール・R・ジョーンズ)

訳:野田昌弘、カバー/口絵/挿絵:藤子不二雄

ジェイムスン教授シリーズ<1>です。第三部までありますが、第一部「機械人21MM-392誕生!ジェイムスン衛星顛末記」のプロローグ、「ロケット衛星」のあらすじを書きます。この範囲内でのネタバレ有りです。

あらすじ
ジェイムスン教授は遺体を永久保存する方法を求めていた。例え人類が滅亡しても耐えうるような、完全な保存法を。そしてある日、思いついた。ロケットに遺体を乗せ、地球の人工衛星として飛ばせば良いのだと。教授はロケットを準備し、ぶつかってくる隕石への対策も施し、自身の死のときを待った。教授の死後、甥の助力により教授の遺体を乗せたロケット式棺桶が打ち上げられた。4000万年後、地球上から人類は滅び去っていたが、教授のロケットはまだ地球の周回軌道をぐるぐる回っていた。このままずっと回り続けるのか?それとも…

この本、何といってもイラスト担当が藤子・F・不二雄先生ということが驚きです!とりあえずカバー絵はこんな感じです。↓

当たり前ですが、漫画家なのでこういうタッチの絵も巧いですね。「劇画・オバQ」は読んだものの、また違った面を見た気がしました。挿絵の方で、言われてみればちょっとF先生っぽいかな…?ってのはありましたが、人物画は出てこないので言われなければ全く気付かないです。

さて内容の方は。遺体を完全保存したからって、後々蘇れるもんなの??ってのはさておき、ロケットを飛ばせば完全保存できるもんなの?ロケットの内部構造はどーなってんの?というのが素朴な疑問w

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