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【漫画メモ】帰らざる時の物語 2(松本零士)

2巻です。全12話あるうちの2話のみ、あらすじと感想を書きます。あらすじは最後まで書いてるのでネタバレ注意です。

真面目な男

あらすじ
拳銃は保安官に預ける、寝る前にアルコールは飲まない等、法や規則を順守する真面目な男・ドメニコが町にやってきた。ホテルでも法を順守し、別室の夫婦の仰ぎ声がうるさいだの、スープに鼻水が入ったので取り換えろだの、クレームばかり言うウザい客だった。
実はドメニコは駅馬車会社のルート調査員だ。ドメニコがこの町を気に入れば、駅馬車がこの町に乗り入れるかもしれない。色めき立った町の人は、駅馬車を誘致するため、ドメニコの言う通り法を順守するようになる。しかしそこを強盗団に襲われ、法を順守して銃を預けていた町民は反撃できずに大打撃を受ける。ドメニコはこんな恐ろしい町は駅馬車の中継所として不適格と判断するが、町民に吊るし上げられるのだった。
「真面目な使者を送ったのに、どうなってるのか。古代人の考えは分からん」と未来人が嘆くのだった。

他人に対しても真面目さを要求するのはタダの迷惑ではw

反転世界

あらすじ
フと気づくと全てが左右反転した世界にいた島井。家に帰ると、反転世界の自分は先ほど風呂に行ったらしい。そこへ彼女の深雪が来たので仲良くしていると、反転世界の自分が帰ってきた。鉢合わせしないよう逃げ隠れるが、反転世界の自分と深雪が話し、「あいつは誰だ?」ということになる。結果、ドロボーだと思われ、追ってこられ、ついに捕まってしまう。顔を合わせた2人は、反転世界じゃない方の島井がかき消すように消えてしまった。

トッペルゲンガー的なやつ。

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