【漫画メモ】日本チャンバラ狂（黒鉄ヒロシ）

原案・構成：ペリー荻野

タイトルは知ってても、ちゃんと番組は見たことない時代劇ですが…。そんな時代劇の裏話が知れる作品です。かいつまんだメモです。

第一話　新選組血風録
原作者の司馬遼太郎が認めた、近藤勇役の船橋元。どんな人かググるなどしました。前に映画化したときは原作とは違ったものになったのでドラマ化を渋ったって、日テレ版ドラえもんみたいだな。

第二話　木枯し紋次郎
「あっしにはかかわりのないこってやんす」「ど～こかで～誰かが～」のやつですか。三度笠をかぶることから、長身・面長・新人の中村敦夫が選ばれたらしい。

第三話　三匹の侍
あの五社英雄が作った作品です。3分間のオープニングを撮るのに3日かかったとか。写真斬りってバレないのかな（人物の代わりに、等身大の写真を斬って撮影したらしい）。主演女優の額にスタッフが投げた台本が当たるとか、昭和やのぉ。効果音はリアルだそうな。

第四話　水戸黄門
ナショナル劇場枠。松下幸之助の意向でホームドラマになったらしい。

第五話　眠狂四郎
プログラムピクチャー。って言葉、初めて知った。市川雷蔵の円月殺法が凄い。

第六話　てなもんや三度笠
公開番組で関西喜劇人が集結。喜劇っぽい時代劇だったっぽい？あたり前田のクラッカーはここ発祥らしいです。

第七話　十三人の刺客
予算の関係で、長池演習場のオープンセットを使いまわして作った作品。片岡千恵蔵が戦闘の場面を「俺にもやらせろ」と脚本を手直しさせたらしい。昭和！

第八、九話　京都太秦映画村、誕生（前、後編）
どういうところかあんまり知らなかったけど、行ってみたくなりました。今もあそこで撮影してるのかな？

第十話　チャンバラよ　永遠なれ！
尾上松之助…目玉の松っちゃん！