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【漫画メモ】弱虫ペダル 65~68(渡辺航)

いきなり65巻から、一気に4冊分、あらすじと感想を書きます。どちらもネタバレ有りです。

65~68巻のあらすじ
夏休み。峰ヶ山旧道で出会った雉弓射にMTB(マウンテンバイク)を教えてもらった坂道はMTBの虜に。雉はインターハイで2連勝しているとのこと。ある日、雉の出場するMTBレースを見に来ないかと誘われ、茨城県の奥筑波山まで見に行くことに。会場に駆け付けた坂道は、レース直前に雉のライバル・雷鳴吉丸と出会い、吉丸の妹・鈴音にレースの見所を教えてもらいつつ観戦した。レース結果を見届けた後、今度は初心者レースに坂道が出場することに…!

坂道君を見てると、MTBがとっても素敵なものに思えてきます。そんなに素晴らしいなら、自分も一度乗ってみたいな、的な。ま、自転車であんなに爽やかに坂道を登るのは困難なように、現実は厳しいんでしょうなぁ。

でも、ママチャリをMTBに改造する発想は凄い。プロゴルファー猿が、木を引っこ抜いてドライバーを自作する感覚と似てます。いや、あれを思い出しました。

MTBレースでは坂道は観戦に徹しますが、それでも安定の「熱さ」があるこの作品。自転車レースとか全く知らない人にも、MTBレースがどんなものかよく分かるように描かれてます。

レースは雉と吉丸の一騎打ち状態。御堂筋君ポジションは出てきません。というか、3位以下は「空気」です。最初に坂道と仲良くなった雉を応援しつつも、吉丸も応援したくなるし、吉丸妹の鈴音も良い子だし~で、どちらも応援したくなるよう巧く構成されてます。読んでるときは「最終的には雉が勝つんだろうけど…」と思いつつ、弱い方(吉丸)に肩入れしてましたね。

しかし、雉も吉丸もキャラが立ってますね。「オイヤァァァ」「ハイヤァァァ」って掛け声も独特だし(鏑木君のホォrrrルァァってのも好き)、雉君の「だヨン」ってあれ何なのww

そして今度は坂道が初心者レースに出場。他の選手を抜くときに、お願いして避けてもらうというのが面白すぎ。

鳴子君は淡路島の八色浜へ。八色浜って実在するのか気になったけど、ググっても出てこなかったでござる。ちなみに今泉君はハワイです。。

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